葛葉視点
昔引越しした時にめっちゃアホそうなガキがいた
そいつはいっつもフワフワしていて危なっかしい雰囲気がどことなく可愛らしかった
男だけど
でも、話し掛ける勇気は到底なくいっつも家の近くの庭でゲームばかりしていた
アホそうな奴が来た
でも、実際に話し掛けられたらどうやって対応していいか分からなくなり最初は無視していた
数日も過ぎると俺の事なんざ興味失うだろ。と、甘ったるい考えをしていた
それの行為が彼奴の心に火をつけたのか分からいなけど、毎日しつこく話し掛けてくるようになった
ギュッ
そいつは俺にバックハグした状態で聞いてくる
距離感バグりすぎだろ…
やっちまった、此奴とは関わらないって決めてたのに返事をしてしまった
1ヶ月もすればある程度は仲良くなった
こいつはいっつも俺のゲームだけ見ている
つまらなくねぇのかなと毎回思うけど
こう言う会話がちょっと自分でも楽しいと思っている自分がいた












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!