健人side
マ「えっ?ちょっと意味わかんない」
『だから!彼氏かなって聞いてんの!』
マ「んー?あなたちゃんに彼氏いたとしても
楽屋に連れてこなくない?」
佐「あぁ〜じゃあ独り言?」
ガチャ(あなたが楽屋から出てくる)
山「さっきからそこでなにしてんの?」
『うわっ!あなた?!』
山「なんでそんな驚いてるの?笑」
佐「あっ!彼氏は?!(楽屋に入る)」
山「彼氏?」
佐「キョロキョロふぅー、いなかった!」
『良かった〜』
山「何の話?!」
マ「なんかあなたちゃんが好きだよって言ってたって2人が騒いでて」
山「…好きだよ?」
マ「好きだよって言った?」
山「んーあっ!」
山「好きだよを歌ってた!」
佐マ「『……えっ?』」
山「勝利のソロ曲のやつ!」
山「丁度その歌詞のとこで入って来たんじゃない?」
『あぁ〜そうかも!リズムに乗ってた気もする…』
佐「もー」
『ごめんごめん笑』
マ「とりあえず一件落着?」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。