第36話

 036 sc 好きだった人
1,633
2025/05/10 16:00 更新





















































































気が付けば時間は勝手に過ぎていて、お昼頃。










朝早い時間からの事前収録も無事終わり、お昼前の練習も終わりドユンと朝約束した時間になっていた。




















俺はメンバー達には、コンビニに行ってくる と嘘をついてお昼の時間に抜け出してきた。































































 sc -
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 ……( 多分ここら辺、、) 































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 ……!いたっ、! 















































メールで送られて来た場所は、事務所の近くの公園。










マップアプリの写真で見るより存在感は放っていなかったけど、想像以上にまあまあな広さをしている。





公園には滑り台が1つと、ベンチが数個散らばって設置してあり、ブランコが2つ。



















2つのブランコのうちの1つに、ドユンらしき人が座っているのが見えた。


























































































 sc -
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 ドユン。 

































































































 dy -
 …!、スンチョリ。 














































あぁ、ドユンだ。



もちろん練習生の頃から顔だって成長してるし、背も高くなってるし、声だって変わってるけど、

パッと見てドユンだって感じた。










久しぶりの再会に、涙が出そうになるのを必死に堪える。










大切な仲間だった。



そんな人だから。











































 sc -
 sc -
 っ、ドユンッ、 































 dy -
 スンチョリ、久しぶりっㅎ 
 ごめんなっ、。





 dy -
 …やばい、久しぶりすぎる…ㅎㅎ 










































 sc -
 sc -
 っ、ほんとだよ…ㅎ 




















































ドユンの口から、また俺の名前が出たかと思ったら、その後に「ごめんな」と、一言言って、

何もなかったかのように話題を変え始めた。





もちろん俺は会話が続くように、気付かないふりをして返事をしたけど、

その「ごめんな」の意味は一瞬で理解した。










ドユンのこの変わらない雰囲気といい、話し方といい、優しい感じが本当に懐かしくて、

俺の心に刺さりまくりだった。
















































 dy -
 …ここ座っていいよ。ㅎ 




























 sc -
 sc -
 ん、ありがと。 













































ドユンが自分が乗っているブランコの隣のブランコに指をさし、

俺にそう言って来てくれた。





俺は断る理由もないため、そのまま言葉に甘えてブランコに腰掛けた。











































 dy -
 …ごめんな、急に呼んでㅎ 






 dy -
 どうしても言いたいことがあってㅎ 






 


























 sc -
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 …おう?なんだ? 

























































ドユンが急に寂しそうな瞳をしてそう言ってくるものだから、どんな話だ、と心構える。










そして、心の準備ができたのか、一回深呼吸をしたドユンは、ゆっくりと話し始めた。
















































 dy -
 俺もCARATとして、活動見てるけど。 





 dy -
 スンチョリ、最近疲れてそうだった。 









































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 sc -
 ……え、 













































ドユンが話したいと言った内容は、俺のことだった。









別に自分では当てはまってないと思ったけど、なぜか勘付かれたのような感覚になってしまった。






































 dy -
 大体わかるよ、そりゃ。
 思ってた以上に長く一緒に 
 いたじゃん? 





 dy -
 仕事の事じゃないんでしょ? 






 dy -
 メンバーとの問題か、恋愛の問題か… 





 dy -
 どっちにせよ、最近笑顔 
 減ってきてるからさ。


































…あぁ、コイツッ、ㅎ



全て見抜かれてる。



そうだよ、メンバー間での恋愛の問題。多分。自分でも気付いてないけど。










そんなにもドンピシャに当ててくるなんて思わなくて、流石ドユンだな、と思ってしまう。
























 










 dy -
 リーダー、大変なんだろ。 





 dy -
 スンチョラの辛さはスンチョラ自身 
 にしかわかんないけどさ、





































































 dy -
 " あんまし無理しないように " 










































 sc -
 sc -
 ッ……! 





































ドユンの口から出てくる言葉は、どれも短い言葉なのに、ゆっくりと頭の中に入り込んでくる。










" 無理しないように "










ずっと練習生の頃から、ドユンが俺に言い続けてくれ言葉。





久しぶりに言われて、心に物凄く刺さった。



長い時間、辛い期間を過ごしてきたからか、ドユンの言葉には本当に魔法がかかっているかのように、安心させてくれる感覚があった。
















久しぶりに、その感覚を感じて、ドユンの言葉が刺さって、涙が出そうになる。





ほんっとに…リーダーらしくないってのにっ、ㅎ





































 dy -
 それだけだよ。ほんとに。 





































 dy -
 それだけは、本当に忘れないで。 




































ドユンが1発俺の背中を叩いてきたかと思ったら、ドユンの手の温もりから応援の熱さを感じて、


俺は顔を下に向けてしまう。






























ドユンはそう言った後に、「俺が言いたかったのはこれだけ。」と笑いながら言って、


頑張れとだけ軽く言って、素早く公園から出て行った。




































もっとちゃんと話したかったけど、そんな気力もなかった。



立つ気が出なかった。










自分がどうしたらいいかわからなくなってしまった。



























どうしたら、SEVENTEENのリーダーでいれるのか、ずっと頭から離れなかった。


































だけど、俺の頭の中で新しく、「無理しないで」というドユンの言葉が渦巻いていた。









































































帰って行くドユンの背中は、昔から変わらない、" 俺が好きだった人 " の背中のままだった。















































 Next Story ▷▷▷

















  恐らく、
  最初で最後の登場であっただろうドユン。


  今のスンチョルに心刺さる言葉をかけられるのは
  ドユンだけかな、と思い登場させました。


  もちろん私の、
  スンチョル×ドユン ジョンハン×ジョシュア
  の2大夫婦が見たかった という欲望でも
  ありますが…



  私なりに考えて登場させました。




  これがドユンが登場する最後だろうし、
  ご本人様達には全く関係ないので
  安心してください。





  それに加えてもう一つ。


  これからジスハンの絡みがストーリー的に
  少なくなってきてしまう予定です。

  もちろんジスハンmainなので出せる範囲では
  出しまくりますけど!!
  一応お知らせさせてください。





















  この作品も中盤へ…


  これからもご愛読よろしくお願いします!♡




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