谷崎と賢治を探しに行っていた
そのとき空港が謎の攻撃によって破壊された
通信も繋がらなくなり、他の社員と合流しようとしていた
突然現れた謎の生命体
見た途端瞬時にコイツが空港を破壊した犯人だと察した
谷崎が信号拳銃を撃った
気が付かなかったが、どうやら他の社員から再集合の信号弾が打ち上がっていた
谷崎が示した信号は”緊急救助要請”
誰かが応援に来てくれれば良いが・・・
謎の生命体の背後からドストエフスキーが現れた
通信が途切れる直前に乱歩さんから聞いていたから驚きはしないが
同じく収容された太宰の方が少し心配だ
・・・いや、今は自分と谷崎の心配をするべきか
ドストエフスキーは生命体を残して早々と去っていった
姫・・・?
俺は戦闘態勢を維持し続けた
コイツに勝てるイメージは湧かないが・・・せめて谷崎だけでも逃げさせなければ
谷崎の異能力は後々役に立つ
生命体が話し始めた
その間に谷崎に異能力で自分の身を隠すよう合図する
突然の耳元の声に、腰が抜けるような衝撃が走った
体が拒否反応をし、自分でも信じられないスピードで先ほど名乗っていた神人・雨御前から距離をとる
瞬間移動した・・・?否、此奴が雨御前ならば“空間を跳躍”した・・・?
・・・“時間”もか????
グサッ
鈍い音がした
誰かが刺されたような音だ
何やら谷崎が叫んでいる
雨御前はどこだ
走ってきた敦の声でやっとわかった
刺されたのは俺だと
心臓近くを刺されている
与謝野さんが空港にいない今、俺が助かる可能性はゼロに等しい
ヘタレの東西と言われている谷崎と敦だ
俺がしっかりしなければ
俺は指がちぎれるのを厭わず刀を握りしめ、抜かれるのを抑えた
それでも二人は動かない
俺は焦りを感じた
自分が死ぬことに対してではい、敦と谷崎が死ぬことに対してだ
どうにかしてあの二人を逃げさせなければ・・・
現れたのは見覚えのある軍服たち
若い5人組だった
そのセリフでわかった
ポートマフィア最強部隊、応援部隊!!!
応援部隊たちは敦たちを連れて消えた
俺は胸を撫で下ろす
体が少しずつ崩壊していった
この刀にはこんな効果もあるのか
一撃でも受けたら終わりだ
____________国木田独歩、雨御前の刀の効果により、消滅
___その後、敦、谷崎、応援部隊特攻班は逃走中雨御前に襲撃を受け、
谷崎潤一郎、応援部隊特攻班3名、合流した宮沢賢治は同じく雨御前の効果により消滅した
生き残った中島敦、応援隊特攻班2名は逃走を続けた
in ポートマフィア、応援部隊本部
遠入班班長の嘆きも届かず、防衛班と情報班以外は空港へ向かった












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。