それから2ヶ月後のこと。明日,神威が地球に来るって教えてくれた。なので私は神威と待ち合わせして,かぶき町を回る事になった。
私はこの時,生きていた中で一番心がはずんだ。
私は顔から湯気が出そうな程恥ずかしくなった。
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総悟sidp
千紗のやつ,嬉しそうだからいじってやろうかと思ったら…好きな奴がいるのか?
なんか悔しい…俺だって…俺だって?
なんであいつの顔が浮かぶんだ?!なんでチャイナの顔が頭から離れねーだよ…
________________________山崎sidp
皆さんこんにちは。山崎です。
副長の命令でただいま千紗ちゃんを見張っています。昨日,千紗ちゃんの様子がおかしかったので,相手は誰か調べろと言われたけど…なんか万事屋のチャイナちゃんに似てるっていうか…とりあえず後をつけていると。
二人は付き合っている訳でもないらしいしかも無意識にイチャついていた。
________________________千紗sidp
さっきから山崎さんがこっちを見てる…十四郎さんあたりに言われてきたのだろう
小声で言ったようだが,私には聞こえた。
きっと私達のことを言っているんだろうけど,私達全然リア充じゃないのに…
…やるべき事ってなんだろう…やっぱ真選組の事かな?
俺は副長に報告にした。一応春雨の事以外。
副長はそれしか言わなかった
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。