第19話

十八話
699
2021/02/17 05:00
沖田 千紗
沖田 千紗
近藤さん,私も真選組の隊士に
なりたいです
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
私も,剣の腕には自信があります
近藤 勲
近藤 勲
そう言われてもな…
土方 ミツバ
土方 ミツバ
千紗ちゃん。あまり近藤さんを
困らせたらダメよ
土方 十四郎
土方 十四郎
それに千紗は剣なんてまともに触った事
ないだろ?
沖田 千紗
沖田 千紗
……
土方 十四郎
土方 十四郎
図星だろ?
沖田 千紗
沖田 千紗
……もん
近藤 勲
近藤 勲
え?
沖田 千紗
沖田 千紗
私,総悟兄さんより強いもん
土方 ミツバ
土方 ミツバ
千紗ちゃん,嘘はダメよ
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
千紗…
沖田 千紗
沖田 千紗
『どうしようか』
あっ『』はテレパシーだからねカナヲにしかわかんないよ…ってか炭治郎君と伊之助君と兄貴善逸にしか通じない
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
『じゃあ20%くらいの力出しちゃえば?』
沖田 千紗
沖田 千紗
『それで勝てる?』
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
『貴方の10%くらいの力で一般人は簡単に倒せるだろうし相当腕の立つ人でも,常中ができなきゃ20%くらいの力で余裕の筈だよ』
沖田 千紗
沖田 千紗
『そんなもんかな?』
近藤 勲
近藤 勲
あのさ,二人見つめあって何してるの?
沖田 千紗
沖田 千紗
え?あっ…じゃあ総悟兄さんに勝てないって思うならまず山崎さんと戦うから,勝てれば認めて
土方 十四郎
土方 十四郎
…それで諦めがつくならいいんじゃないか?
近藤 勲
近藤 勲
…そうだな
そして,私は道場に向かい,事情を知った山崎さんが後からやってきた。

近藤 勲
近藤 勲
じゃあ,ザキも手加減してやれよ
沖田 千紗
沖田 千紗
『私の事そんな弱ったいと思ってるの?』
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
『しょうがないよ…頑張って』
沖田 千紗
沖田 千紗
よし!頑張るぞ『手加減するのを』
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
『クスッ それは可哀想だよ』
土方 十四郎
土方 十四郎
じゃあいいか
初め!
沖田 千紗
沖田 千紗
山崎さんからどうぞ
山崎 退
山崎 退
え?あっじゃあ行きます
沖田 千紗
沖田 千紗
[カッ ドカッ シュタッ カンッ]
勝負有りですね
山崎 退
山崎 退
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
『弱すぎじゃない?常中使ってなかったのに勝てたみたいだけど』
沖田 千紗
沖田 千紗
『まぁね今まで鍛えた私に一般人が勝てるとでも?』
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
『それもそうね』
沖田 千紗
沖田 千紗
認めていただけました?
沖田 総悟
沖田 総悟
なら俺に勝てたら入隊してもいいって事でいいですかィ
近藤 勲
近藤 勲
…そうだな
土方 十四郎
土方 十四郎
じゃあ,千紗もそこの蝶の髪飾りの子も
総悟に勝てれば入隊を許可する
沖田 千紗
沖田 千紗
やったね
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
うん
沖田 総悟
沖田 総悟
まだ喜ぶのは早えーんじゃ
ねぇーですかィ
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
じゃあ私が先に
沖田 千紗
沖田 千紗
頑張って
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
うん
山崎 退
山崎 退
じゃあ,両者いいですか?
初め
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
そちらからどうぞ
沖田 総悟
沖田 総悟
そうですかィ
じゃあ遠慮なく
[シュッ ガキっ]
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
[ドッ  ガンッ]
山崎 退
山崎 退
しょ勝者 栗花落 カナヲさん
栗花落 カナヲ
栗花落 カナヲ
ニコッ(^^)
沖田 千紗
沖田 千紗
おめでとう

総悟兄さん,手加減しないでね
沖田 総悟
沖田 総悟
あぁ
山崎 退
山崎 退
じゃあ初め


私とカナヲは兄さんに勝ったので入隊を許可された

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