過去に戻って2日目 。
さっそくあの子を含めての練習が始まった
のだけれど…
一つ 、私が忘れてることがあった 。
あの子は… 正直歌もダンスも得意とは言えない
持ち前の愛嬌で乗り越えてきただけで 、
本来のスキルは…
正式にはコネ入社だったんだけどね…
あの子を指導しながら、
苛立ちを見せるメンバー がいて
「初めてだから」と擁護するメンバー もいる 。
過去の私は あの子に助け舟を出していたけど 、
今思うとそれも全部… 無駄なことだったんだと思い知らされる 。
授賞式 、か
またひとつ 嫌な記憶を思い出しちゃったな
あれから1ヶ月が経ち 、ついに授賞式は目の前まで迫ってきた 。
出番まで控え室で待機するよう言われた私たちは、
初対面から少しは柔和された空気の中で それぞれが時間を潰していた






















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。