第93話

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2024/05/07 07:00 更新











 朝、起床し適当に支度を済ませ

 玄関の扉を開ける







あなた
今日は曇りか








 私の部屋にテレビなんてものは無い

 だから外に出たこの瞬間に 今日の天気を知る







 まあ、知ったところでどうでもいいんだけど…






あなた
…って





芥川龍之介
おはようございます、あなたさん





あなた
あー……
あなた
おはよう









 …何故芥川が私の自宅前に?

 まあ、いいか 考えるのも面倒くさい





芥川龍之介
マフィアまで徒歩ですか?
 
あなた
うん








 まあ通勤仲間が一人増えたくらい…







芥川龍之介
朝餉はそれだけですか?


あなた
そうだよ







 大した害にもならないし……








芥川龍之介
あなたさん、今日こそ
僕に異能力を見せてください


あなた
見てもつまんないと思うよ








 昨日負けたのがそんなに悔しかったのかな、?










芥川龍之介
あなたさん!僕は!


あなた
芥川、後でも良い?
あなた
ここトイレだから











 

 あ…いや、うん なんか……









あなた
はぁ……



太宰治
どうしたンだい?
太宰治
君がため息なんて珍しいじゃあないか




あなた
いや、何も





太宰治
そうそう芥川くんとは上手くやってる?




あなた
 …   
あなた
太宰、もしかして芥川くんに
何か吹き込んだ?





太宰治
んー?
太宰治
彼が成長するいい機会だと思ってね



























 芥川が あなたと体術の手合わせを行った日___








芥川龍之介
太宰さん、あの女は何者ですか
芥川龍之介
手合わせしましたが奴は最後まで
自らの異能力を見せなかった
芥川龍之介
貴方はあの片腕女の異能力者を
ご存知なのですか?







太宰治
へえ、先程まで侮辱していたのに
太宰治
随分と彼女に興味が有るようだねえ




芥川龍之介
教えてください!
芥川龍之介
あの女の異能力と僕の異能力
どちらが まさっているか





太宰治
はぁ……それを言っている時点で
君は彼女に遠く及ばないよ
芥川龍之介
 …   






太宰治
私から言えることは
彼女の異能力は万能だが強力では無い
太宰治
君が習うべきはその使い方だ






太宰治
日々の彼女の言動をその目で見て
いろいろ学んで来るといいよ



























あなた
はぁ……
あなた
余計なことを
あなた
私から学ぶことなんて無いでしょ





太宰治
普通の人ならね
太宰治
でも 芥川くんは違う
太宰治
まあ、適当に指導してやってよ





あなた
…それは 命令?




太宰治
そうだと言ったら?


あなた
分かったよ






 あなたが その場から去ったことを確認すると

 二人の話を聞いていた中也が 口を開く






中原中也
おい、クソ太宰
中原中也
手前、何 企んでやがる




太宰治
あなたちゃんと芥川くんは
似ている部分があるからね
太宰治
共に過ごせば
互いに相乗効果が期待できる




中原中也
しかし芥川の奴 噂では
トイレにまで押しかけたらしいぞ
太宰治
あははっ、彼らしいじゃないか






中原中也
笑い事じゃねえだろ
太宰治
人に関心のない あなたちゃん
太宰治
独断専行の芥川くん









太宰治
さて、これからこの二人に
どんな感情の変化が生まれるかな











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