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第4話

2nd 少女…?
5
2026/01/17 12:58 更新
前回のあらすじ
死響家現当主、そして高校生である瑠華は、仕事をしていると追加で来る資料の量があまりにも多く、何か異変が起きているのではないかと感じた。
それを確信へと近づけるため調査へと赴くおもむくのであった







瑠華は今、風がつよい日の雲のような速さで空をとんでいる。
先ほど感じた邪気を追っているのだ
死響瑠華
死響瑠華
(あの邪気はこっちか…)
死響瑠華
死響瑠華
今頃母上は何と言っているか。
まさか変なことを言っていないであろうな…?
死響瑠華
死響瑠華
しかし、止めに来ないということは、今回はやらせる気なのだろうな。
死響瑠華
死響瑠華
…。
この悪気、どこかで感じたような?
サタン
サタン
やらせる気だそうだぞ!
死響瑠華
死響瑠華
サタンか!
このもふもふはサタン。
我が従えてるペッt…ではなく悪魔。
我には及ばないが、かなりつよい力を持っている。

あの後に、勝手に母上がついてこさせてきたのか。
まあ良い。強いから何とかなるだろう
死響瑠華
死響瑠華
それにしても、何故お前が着ているんだ?
サタン
サタン
零様が行けと言ったんだ
死響瑠華
死響瑠華
なーんだ、そうだったのか
死響瑠華
死響瑠華
帰れ
サタン
サタン
酷いぞ、瑠華!
折角追いついてきてやったのに
死響瑠華
死響瑠華
邪魔だ。
そして、この用はすぐに終わらせて帰ってくる。
死響瑠華
死響瑠華
あくまでも調査だ。封印しに行くわけではない。
サタン
サタン
儂が帰ってしまってら、零様。
そうとうお怒りになられるぞ
死響瑠華
死響瑠華
(母上がサタンをついていかせるくらいだ。
かなり強いと見込んだほうがいいな。)
死響瑠華
死響瑠華
しょうがない。
今回は許可を出そう。そのかわり、何かあれば協力するのだぞ
サタン
サタン
当たり前だ!
本当は嫌だが、今回ばかりはしょうがない。
サタンは決して無能というわけではない。なんなら助かるほど強い
サタン
サタン
なんて…駄弁ってる暇は無いようだぞ
死響瑠華
死響瑠華
へ…
サタン
サタン
伏せろ!
死響瑠華
死響瑠華
ええ…
伏せた0.数秒後には、頭上に大量の人ならざる者が大量に通り過ぎて、我らの目の前に来た
死響瑠華
死響瑠華
物の怪か…?
すると、先ほど目の前に来た物の怪達が合わさっていった
死響瑠華
死響瑠華
合体してる?!
冥
立派な妖怪だー!
死響瑠華
死響瑠華
こ、子供…?
冥
お前よりかは年上だ!
死響瑠華
死響瑠華
何歳?
冥
(ピーーー)歳!
死響瑠華
死響瑠華
うおまじか
皆さんに言っておこう。
この子と我の年の差は、何百も離れている。恐ろしい。
こんなこともあるのだな…
冥
そんな事はいい!
お前を倒す!死神だろ?
死響瑠華
死響瑠華
そうだが…ド直球すぎぬか…?
冥
だって、今回の死神は強いって聞いたんだもん。
一度戦ってみたくない?
死響瑠華
死響瑠華
まあ、そうだが。
んで?
冥
んでじゃない
冥
とにかく、死神一族のほぼ全てを打ち負かした私が現当主のお前を倒すの!
死響瑠華
死響瑠華
今、お前ほぼ全てを打ち負かしたと言ったか?
冥
うん!
死響瑠華
死響瑠華
(ホォ…一筋縄ではいかんか)
死響瑠華
死響瑠華
じゃあ、いいさ。
我の腕試しついでに鎌のサビになってもらおうではないか
冥
死ぬもんか!
生命力は強いもん…








冥
いけっ!
白竜!
白色の龍がものすごいスピードでこちらへと向かってくる。
死響瑠華
死響瑠華
牙盾がじゅん
鎌を円状に高速で回すことで、ガードの役割を担うこの技。ついでに、向かってきたものは基本全てきり刻むことができるため、結構楽なのである。
この速度は、素人なら一瞬で木っ端微塵にされて死んでしまうだろう。
冥
えー…。
じゃあ、朱雀!
死響瑠華
死響瑠華
(そんなものも出してくるのか…。ただ者では無いな)
朱雀。中国の大妖怪。
そのような妖怪も出せるということは、そこら辺の可愛い少女妖怪ではない。それはそうか…。様々な物の怪が合わさってできた存在なのだから
死響瑠華
死響瑠華
くそっ…暑い…
死響瑠華
死響瑠華
(あ…あれを使えばいいのか)
死響瑠華
死響瑠華
氷天!
急に気温が下がった。
寒くなることで、火属性などの攻撃が出せなくなるかわりに、水属性の攻撃が氷属性に変化し氷属性の攻撃はさらに強化される。また、寒さに慣れない敵や属性が合わない者が扱ってしまうと動けなくなってしまう。
瑠華の属性は、全てに値するため氷天を使用しても動かなくなることはない
冥
朱雀?!
固まっちゃったぁ…
サタン
サタン
寒いよ〜…
死響瑠華
死響瑠華
サタン…。
お前属性は無いのか?
サタン
サタン
無いわ!ドアホォ!
死響瑠華
死響瑠華
すまんすまん!
今すぐ温めてやるからなぁ
死響瑠華
死響瑠華
ほら、もう大丈夫だろう?
サタン
サタン
助かったぞ!
冥
こらー!私との戦いを放棄するなー!
冥
ってあれ…!?
冥
動けない…?
死響瑠華
死響瑠華
なんだ、お前は属性が違うのか。
死響瑠華
死響瑠華
では、あとは木っ端微塵にするだけだな!
死響瑠華
死響瑠華
スゥゥゥ




          「霊魂斬夢れいこんざんむ!」



その技を出した瞬間、巨大な斬撃とともにたくさんの霊魂が冥へと向かって飛び出していく。
この霊魂は、遥か昔に戦で無念を残してしまった兵達のものであり、相手を倒そうと我に協力してくれたのだ…。
冥
ひどいー!
そのまま、冥は粉々になって風に乗って散っていった。
いた場所には、灰色のたまが一つ。
死響瑠華
死響瑠華
成仏してくれ
霊魂に向かって鎌を振りかざす。そのまま、霊魂は天へと消えていった






死響瑠華
死響瑠華
出してくるものの割には、随分あっさりしていた。
何か裏がありそうだな…。
死響瑠華
死響瑠華
先ほどの敵は調査対象にしておくかな…






??
…?
冥
■■様〜!
??
なんだ、冥か。
おかえり
冥
死んじゃった〜!
??
1度。だろ?
??
お前は、物の怪が合わさってできた妖怪。
??
物の怪がこの世にいる限り…。
お前は死にやせんよ。
冥
よかった…。と言いたいところだけど!
冥
痛いのは嫌だ!
どうにかできないのかー!
??
五月蝿いやつを突っ込んでしまったな…







         2nd   少女…?



           Fin






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