いーさぎ!!何勝手に仲良くなっちゃってんの?
そう言ったのはとても可愛い男の子だった
え、可愛い
ん?もしかしておれのこと?ありがとー!
(その発言が可愛い)
なんだよ、蜂楽
蜂楽...くん?
蜂楽廻!よろしく!
糸師あなたの下の名前!よろしく蜂楽くん!
俺空気なんですけど.....
あーごめんごめん
おれも一緒に食べてもいい?
おう!
食べよ食べよ!
それから青い監獄のことについて詳しく話してもらった
ついでに友達出来た
ぼっちな私からすると嬉しい
じゃ〜ね!
またねー!あなたの下の名前!
またな!あなたの下の名前
手を振って潔くん達と別れ自分の部屋へ行った
ボフンッ
あぁ愛しのベッドよ....
あ~風呂入ってない....
(部屋に風呂あります)
とりあえず入るか.....
(青い監獄はサッカー以外のことはしないからいいな....)
そう考えながら昔の自分を思い出した
_________________
中学校_______
あなたの下の名前ちゃんってサッカーばっかしてるよ、
え、そうなんだ
まぁサッカー上手いイケメンなお兄ちゃんがいたらそうなるよね〜
...............
ずっと前から気づいてた
私は変なんだと
サッカーとか男子がやってたらよくない?
それなw
その言葉に腹が立ち気づいたらそいつの胸ぐらを掴んでいた
てめぇ...もう一回言ってみろ...!!
はぁ!?なんだよこいつ!!
そもそも女らしくないお前が悪いんだよ!
だから言われるんだよ!
!!!
タッタッタッ
チッ
私は冴兄と凛兄のお気に入りの場所へ座った
(サッカーしてる私って、変なのかな......)
(私は好きなように生きたいのに....)
大半の人が私のことを変じゃないとか生きたいように生きなさいと言ってくれる
でも、数少ない人が私のことを変だと言ってくる
変だと思うなら私のことなんてほっとってよって思う
はぁ.....
さっき買ったアイスを食べながら夕焼けを見つめた
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。