第10話

肉まん
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2023/07/01 05:30



校門前にて翔陽と合流


あなた「翔陽ー、帰るよー」
あなた「ってあれ?」


日向の隣には田中先輩と澤村先輩


まさかまた何かやらかした!?


あなた「翔陽!次は何したの!?」
さすがにここまでやらかすとは思ってない...


日向「おぉ!あなた!」


日向「?」
日向「そんなに慌ててどうした?」
いやいや、誰のせいだと思って


あなた「翔陽!次は何やらかしたの!(2回目)」


日向「いや、俺なんもやらかしてねぇーし!!」


あなた「嘘おっしゃい!!!」


日向「嘘じゃねーし!!」


田中「プッ....」
澤村「田中、笑うなー」
え、なんで笑ってんの?


田中「だって、こんなの笑うじゃないですか!大地さん!」


澤村「まぁ...分からんでもない....笑」
ん?え?


日向「???」
翔陽の方を見ると同じことを思っているような顔をして安心した


田中「そんな顔すんなって!」


澤村「こいつらに俺の奢りで肉まん食べるかって話してたんだよ」
ニクマン....?
肉マン..............肉まん!!!!


あなた「肉まん..!」
食べたい!!


田中「は、羽崎さんも食うか?」


澤村「田中が言うのかよ笑」


あなた「食べます!」
ここはお言葉に甘えておこう


澤村「よし!じゃあ坂ノ下商店いくか〜」






あなた「ん?待って、じゃあ翔陽は何もやらかしてないってこと?」
学校の坂を4人でくだりながらつぶやく


日向「今更かよ!!」
.......え"


あなた「すみませんでしたぁぁぁ!!」
勘違いしてたァァァァ


日向「わかればよろしい!!」


あなた「ははー!翔陽さまー!」
今度アイスでも奢ってあげよ


田中「さっきもだけどお前ら仲良いよな!!」


あなた「え?そうですか?」


日向「おいあなた!それだと仲悪いみたいになるじゃんか!」
あ、確かに


澤村「中学同じなのか?」


あなた「10才から同じです!」
日向「あれ、10才だっけ?」
あなた「覚えてないんかい」


田中「じゃあ幼なじみか!いいな!!」


澤村「2人とも自転車通学ってことは家も近いのか?」


あなた「隣同士ってわけじゃないですけど近いですよ〜」
そんな話をしていると坂ノ下商店の隣で話す菅原さんと影山君を見つけた


日向「あれって菅原さんかな!」


あなたの女主の名前「そーだねー...影山君となんか話してるみたいだけど...」


田中「スガさーん!」
日向「菅原さーん!」


田中「スガさーん!大地さんが肉まん奢ってくれるって!」


菅原「青葉城西って北川第一の選手の大部分が進む高校だよな?」
あ、青葉城西の話してる


影山「あぁ、まぁそうすっね」


菅原「いや、その...やりずらくないかなって思ってさ」


影山「ん?同じチームだったら考えるかもしれないけど_」


影山「戦うならただ全力でやるだけです」


菅原「そっか、そうだな」


影山「おっす」


田中「でも、いいんすか菅さん!」
田中「俺は...納得いかないっつーか」


菅原「そりゃ悔しいけど、でも」
菅原「影山が中学ん時と同じだと思ったら大間違いだって見せてやりたいじゃん!」


澤村「そうだな」
そう言って紙袋と一緒にお店からでてきた澤村先輩


日向「おぉ!」
それを嬉しそうに受け取る日向


澤村「怖いのは影山単品だけじゃないってこと見せてやろう。」
澤村「なっ、日向」


日向「モグモグ...おっ、おっふ!」
え、食べんのはや


田中「お前何先に食ってんだよ!」
影山「ふざけんな!!」


店員「おい!バレー部ども、店の前で騒ぐな!」


影山・田中「さ、さーせん...」


あなたの女主の名前「翔陽?」
隣を見ると嬉しそうに笑う翔陽
そんなに肉まん美味しいの?


日向「ここにいるみんな、バレー部なんだな」

あなたの女主の名前「.....うん」
中学は翔陽に正式なチームメイトはいなかった
だから高校に入って初めて出来た仲間をきっと嬉しく感じてる


あなたの女主の名前「良かったね。翔陽」
日向「おう!」





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