先を走るキャラを追っていると、あなたはつまずいて派手に転んでしまった。
キャラはあなたのそばに立ち寄る。
ゆっくりと起き上がって、うつむき自身の手を握りしめるあなた。
キャラはため息をついて、あなたの服についたゴミをはたいてあげる。
あなたの手を引いて再び、キャラはチョコを買うためスーパーに向かった。
このとき、一瞬視界が真っ白になった。
目を覚ますと、陽の光も当たらない...真っ暗で少し冷える場所にいた。
大きな洞窟なのだろうか。
あなたはキャラを探す。
すぐ近くで倒れ込んでいるのを見つけると、身体を揺すぶり起こす。
寝返りをうち、背中を向けるキャラに、あなたは揺さぶりを激しくした。
[ あなたは呆れているようだ ]
あなたはわからないと首を横に振った。
ふたりは探索することにした。
あなたが見つけたのは、先程の自分たちのように倒れている人と、
初めて見る、人とは離れた容姿の者だった。
キャラがあなたを近づかせないようにと、腕を前に出す。
そこら辺においてあった棒でつつくキャラ。
人とは違う者が、目を覚ましたかと思えば、大きな声で怒鳴られた。
ワケのわからない状態に、しばらく沈黙が続く。
相手は戸惑っているようだ。
もうひとりの人間が起きた。
クリスという人は、焦ることもなく無言だった。
手の引っ張られるが、その場を動こうとしないあなた。
人間ではなさそうなヒトをつつく。
キャラの袖を引っ張り、地面に書いたものを見せる。
そこには、3つの円の中にそれぞれ分けられていて、キャラとあなた。クリスと名前がわからないので〇〇。そして、???。
あなたは文字を付け加えていく。
だとすると、どうやって来たのか、帰るのかがわからない。
向こうに遺跡らしきものが見えたあなた。
キャラたちをおいて、そこまで走っていった。
3人があとから追ってくる...さて、一体この先に何が待ち受けているのだろうか。
恨みたくなるほど幸せな結末か...、それとも腸が煮えくり返るような最悪な結末か...。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。