さっきまで優しかったのが
少しだけ冷めた声色に変わった
ヨナは私の一番の親友
どんなに隠し事をしても
結局はお互い見抜いてしまう
この気持ちも隠し通せない…ってことかな
怒られるかな
嫌われるかなって思ってた
でも…
ギュっと手を握り
涙をこらえるヨナ
もしかしたら、ずっと気にしていたのかもしれない
私はまわりをキョロキョロと見回しながら言った
だってねぇ、ほら
座ってる私の横に立って
気まずい雰囲気出してたら、そう思われちゃうでしょ
笑いあって逆に騒がしくしてしまった
私たちはいつもそう、
喧嘩してもすぐに笑っておしまい
だから、こんなことで気まずくなったりしないんだ














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!