と、海が綺麗な灯台の天辺で腰を下ろし海を眺める彼女はご機嫌のように足をぶらつかせ鼻歌をうたっている
彼女は波鬼あなた
鬼機関、通称鬼関に所属する"鬼"である
海がそれに呼応するようにザザーっと波音を立てる
あなたが黄昏れていると鬼関の獏速通信の獏が獏速であなたの元へやってきた
獏速通信の獏
名前は夢喰
通称むっくん
通信履歴を残さずすばやく運んでくれる
夢喰の頭をなで
と、一言
彼女のいうきょ–やとは恐らく鬼機関京都支部援護部隊隊長
花魁坂 京夜のことだろう
彼女がそう独り言を呟いてた後、そこにはもとからだれもいなかったかのように誰もおらず、彼女がそこにいたという痕跡さえもなくなっていた_______












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。