第15話

第十二話 マキア、守護者に選ばれる sideルナ
11
2026/05/03 07:00 更新
ある晴れた日
僕は救世主様と守護者の方々と、話し合いをしていた

話し合いは次の同盟国会議に関してのもので、そこで救世主様と守護者は各同盟国代表にお披露目される

そんな時、ノックの音が聞こえる
ユリシス
おや、ウルバヌス…と
ユリシス殿下に隠れてしまったけど、印象的なあの赤髪はサラ様のルームメイトで、同じ班でもあるマキアさんだ。どうしてメディテさんと一緒にいるのかな?
メディテ先生
ユリシス殿下、折り入ってお話が
ユリシス
ウルバヌス。今、少し込み入った話をしているのです。後からでも…
メディテ先生
こちらも急を要する事情でございます
メディテさんはなかなか引かない
これはかなり厄介な事情だな
アイリ
誰か来ているの?通してあげて
救世主様がそう言った
トール
…お嬢?
マキアさんに気づいてトールくんが思わず立ち上がった
ギルバート
何用だ、メディテ卿。こちらは今、重要な案件で会議中だ。それになぜオディリールの娘を連れているのだ
ギルバート殿下はマキアさんが嫌いなんだなあ
僕とは真反対だ
メディテ先生
恐れながら、ギルバート殿下。そして救世主アイリ様。我が姪であるマキア・オディリールに、守護者の証である、“五光の紋章”が現れました
メディテさんの発言にみんな驚いた
ギルバート
紋章はあるのだろうな
ルナ
いやこんなところで女性が胸元を晒すのはちょっと…
トール
ルナくんの言う通りです!ギラついた目のむさ苦しい男ばかりの場所で、うちのマキアお嬢様の肌を晒すなんて言語道断。そんなことは俺が許しません!
ルナ
いや、そういうことじゃなくてさ
僕は論理的にアウトだと思ったから言ったんだけどな…
ライオネル
アッハハハハハッ。いやー面白い。トールがそんなに慌てるなんて。いつもは何事にも無関心で、淡々と仕事をこなすクールボーイなのに
ライオネルさん大笑いしてるし、笑ってないでトールくん止めてください!
ギルバート
…っ、笑い事じゃないぞライオネル!紋章は確認しなければ!その娘の虚言とも限らないからな。トールだけが確認するのでは信用できない!
ライオネル
あ、もしやギルバート殿下、むっつりですか?
ギルバート
ライオネル貴様…っ、刺すぞ
あ、キレた
ライオネル
いやー失敬
ライオネルさんはお気楽な笑顔
もうだめだ。しょうがない、僕が力づくでトールくんを止めよう
ユリシス
ゴホン、わかりました。では、僕が確認しましょう。トール、それでいいですか?
トール
…ええ。ユリシス殿下であれば
良かった。ユリシス殿下ありがとうございます…
ユリシス
紋章は、いつ頃現れたのですか
マキア
昨日の夜です。ちょうど雷雨が通り過ぎた後だったかと思います
ユリシス
わかりました。では、失礼
マキア
…はい
紋章の確認後、ユリシス殿下が言った
ユリシス
皆さん、落ち着いて聞いてください。守護者の最後の一人が見つかりました。ここにいる、マキア・オディリール嬢です
まるで、確信に至ったような口調だった
会議が終わり、帰ろうとしたマキアさんを呼び止める
ルナ
すみません。マキアさんですよね?
マキア
はい、そうですが。あなたは…
ルナ
ルナ・エクエスと申します。サラ・アストラル様の騎士です
マキア
ああ、サラの騎士ね。よろしくね、ルナくん!
ルナ
マキアさんはサラ様のルームメイトで同じ班なんですよね。サラ様はどのようなご様子でいらっしゃるんですか?
マキア
サラはいつも明るくて、ガーネットの9班のムードメーカーのような存在よ。精霊魔法学が得意で、試験勉強の時には一緒に勉強してるわ
ルナ
そうですか。同年代の異性の友人ができて良かったです。これからもよろしくお願いしますね。あ、またサラ様のご様子教えてください!
マキア
わかったわ
オマケ
サラ
僕出なくて泣いた
マリン
サラが主人公なのに!なんでだよ!
ルナ
一応言っとくけど、僕が語り手になるのは原作に基づいた話の時だけだからね。それ以外の出番はほぼないよ!(※サラとの絡みを除く)
マリン
そっか。かわいそう…(哀れみの目)
ルナ
その目イラっとするからやめてね。僕はサラ様と絡めればそれでいいから
サラ
とりあえず次回はまた僕sideだからいいじゃん。ルナ出てこないって作者は発狂してるけど
ルナ
今回出番作ったのもそれが原因ですか。まあ次回に期待しますね
マリン
来週はサラの活躍を見てね!バイバイ!

プリ小説オーディオドラマ