《多分、俺じゃなくていいな
余裕のない2人だったし
気付けば喧嘩ばっかりしてさ
ごめんな。》
ベッドにぼーっと座りながら、さっきまであいつが座ってた椅子を眺める
頭から追い出そうと思ってもやっぱり浮かんでくるのはあいつのことばっかり。
《ずっと話そうと思ってた
きっと俺たち合わないな
2人きりしかいない部屋でさ
お前ばっかり話してたよな》
もしいつか何処かで会えたら
今日のことを笑ってくれるかな。
わかれた理由もちゃんと話せないけれど
貴方が眠ったあとに泣くのは嫌
声も顔も不器用なとこも
全部全部嫌いじゃないの
だから離れたんだ
まるでドライフラワー見たい
あいつとの日々もきっと
きっと
きっと
きっと
色褪せる…
多分君じゃなくてよかったね
もう泣かされることもないし
「僕ばっかり」なんて言葉もなくなった
あんなに悲しい別れでも
時間が経てば忘れてく
いつもなら騒がしかったこの時間帯。
しんと静まり返る空気。
ふといつものように君がくるんじゃないかと思ってしまう
新しい人とならぶ君は
ちゃんとうまくやれてるのかな
もう顔も見たくないからさ
変に連絡してこないでほしい
都合がいいのは変わってないんだね
でも無視できずにまた少し返事
だめだなあ、僕。君のことをまだ諦めきれてないや
特にCPは決まってないのでお好きな組み合わせで妄想してください












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。