第14話

【番外編】‪
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2026/02/24 16:18 更新
〇月‪✕‬日 晴

組頭から日記帳を頂いた。大切にしようと思う。








〇月‪✕‬日 曇
組頭から折角だから使ってくれと言われたので使おうと思う。本日は組頭が隣でお食事をされた。所作もお美しく、沢山のことを教えてくださった。とても有用な事ばかりで流石組頭だと感じた








〇月‪✕‬日 雨
今日は稀に見る大雨だった。これでは近くの川が氾濫する可能性があるだろう。川の近くに家を構える者たちは川が大人しくなるまでは避難するそうだ








〇月‪✕‬日 晴
今日は組頭に着いて忍術学園を訪れた。事務員が増えているのか、見慣れた方の事務員を小脇に抱えながらもうひとりの事務員の制服を着た人物が駆け抜けて行った。少し経ってから断末魔が聞こえたので捕まったのだろう。次回からほんの少し警戒した方がいいかもしれない








〇月‪✕‬日 晴
今日は本来城で仕事のはずだったのだが尊奈門の決闘の迎えでまた忍術学園に赴いた。他ならぬ組頭の命であったため完遂すべく迎えに行くも案の定やられていた。しかも事務員に攻撃されて目当ての土井殿と戦う間もなく気を失い保健室に引き摺られてきたのだとか。尊奈門はたしかに詰めが甘い時もあるがまさか事務員にやられるとは思わなかった。
今日は沢山書いたのでここまでにする








〇月‪✕‬日 雪
殿が寒さで気が滅入るのと事で無茶ぶりで楽しませろという命が出たらしい。忍術学園の学園長もだがうちの殿も中々だと思う。とりあえず狼隊は女装で笑わせることになり、念の為美女役として抜擢された。尊奈門はウケ狙いの方の女装で、面白い顔になっていた。しばらくあの顔を思い出せば元気が出そうだ



〇月‪✕‬日 晴
今日初めて新しい事務員と話した
それなりの忍だと思ってはいたがまさか卒業生だったとは思わなかった。尊奈門を土井殿にたどり着く前に倒していたのも目の前の小柄な人物だと知り改めて人は見かけによらぬものだと感じた。
組頭もどこか訝しんでいるご様子だ。しかしまさか佐武鉄砲隊に関わりがあるとは…しかしそれほどの腕前を持ちながら学園に留まっているのは何故なのか。忍術学園の卒業していると言うだけでかなり重宝されるだろうに不思議だ







追記:後々気付いたが瑚々浜と言うと、隼隊小頭も同じ苗字をしていた気がする。あの忍術学園で特に秀でた技術を持っていることを考えると遠縁なのかもしれない。きっと組頭達は気づいているだろうから言わなくても大丈夫だろう




タソガレドキ忍者、邏�ュ秘、ィ縺ォ菴の日記帳より抜粋




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