コツコツコツと廊下にヒールの音が鳴り響く
今と昔では打って変わったあなたの姿
みんなが今の私を受け入れてくれるのか
そういう疑問が何回も浮かび上がって来た
あなたが歩いているのはアジトの中では無い何処か
独り言を呟くあなた
幼い頃からの個性強化
できなければ殴られる
そんな日々が嫌だった
ある日自分の家の蔵を興味本意で入った事がある
タンスを調べたり、引き出しを開けたり
何か面白いものは無いかと探した事があった
幼い頃の私が一つ目を引くものがあった
そう、古びた緑色の巻物
面白半分で自分の家の家系図を調べてみた
幼い頃の好奇心とは恐ろしいもので
理由が無くとも何かを調べたがった
意外にも普通で興が冷めたあなた
でも、死柄木与一と書かれている隣に何か書いてあるのを見つけた
それからあなたは蔵を出て
いつも通りの最悪な日々を送った
歩くのを止めあなたの目には
大きな扉が立ちはだかっていた
するとあなたは大きな扉に入っていった
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。