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第1話

星に願いを…
615
2023/08/30 20:34
壱馬
壱馬
もしも〜し元気?
(なまえ)
あなた
うん、元気だよ〜
壱馬
壱馬
ふふっ(笑)良かった😊
(なまえ)
あなた
最近すごい人気だね、忙しいでしょ?
壱馬
壱馬
ありがたい事にな〜
(なまえ)
あなた
無理しないでね、今日は仕事終わったの?
壱馬
壱馬
うん、あと寝るだけやで(笑)
(なまえ)
あなた
そっか(笑)
壱馬
壱馬
あ……そういや今日七夕やなぁ
(なまえ)
あなた
そうだね、なにかお願い事した?
壱馬
壱馬
お願い事かぁ〜……いっぱいあるけどな(笑)
(なまえ)
あなた
お願いしきれないね(笑)
壱馬
壱馬
そうやんな(笑)
(なまえ)
あなた
ふふっ(笑)
壱馬
壱馬
あなたはなんかお願いしたん?
(なまえ)
あなた
え〜?内緒だよ(笑)
壱馬
壱馬
うわ、気になるわ〜(笑)
(なまえ)
あなた
ちゃんと叶いますようにってお願いしたからね〜
壱馬
壱馬
じゃあちゃんと叶うよな〜(笑)
(なまえ)
あなた
うん…叶うといいなぁ…





7月7日、七夕の夜に
俺と彼女は、同じ願い事をした。
「ふたりで暮らせますように」

この願いが叶うのは、まだまだ先だけど。









壱馬
壱馬
あなたに会いたいわ…



 毎日必ず電話できる訳でもないし、1ヶ月に1回は会えないし、不安にさせてばっかりだと思うのにあなたはいつも明るい声で電話をしてくれる。
 
 あなたの事を幸せにできる自信は確実にある。だけどその想いを『距離』が邪魔していた。
 
 俺を選んでくれたあなたは、今どんな想いを抱いているのか…そんな事も分からないけど、ただあなたを守りたいと心の中で渦巻いていた。


壱馬
壱馬
……ホンマどないすればええんやろ、

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