前回の榊視点は次回ですみません!т т
ヤンデレという概念を知ったお嬢様とこれまた振り回される執事さん
今回榊ネスリード気味です
榊視点
執事の仕事は多忙だ
ガシャーン!!!
俺は自室で作業していた手を一度止める
このうるさいほど元気な女性は俺のお嬢様。ご主人様御一家の長姉であり跡継ぎ予定のお方である
が、どこか色々と様子がおかしい人なんだよな
この人、なんか変……??(某ホラー作家)
全く騒々しいお方だこと、
まぁそんなとこも抜けててかわいいっつーか、いや、別に全然そんなんじゃねぇよ?!?!
って、思春期男子かよ。
察しのいい方なら想像通り、察しの悪い方は今一度ご自身の審美眼や洞察力を磨いて頂いて…
ごめんごめん嘘嘘嘘嘘
そう、この俺榊ネスは執事でお嬢様に従わせて頂いてる身分で恋に(多分)落ちてしまった大罪人なのだ。どうも罪人(つみんちゅ)です。世界、俺を裁け。殺せ。
はいはい、どうせ褒めてとかこれ食べたいあれしてこれしてだろ、この完璧な執事、榊ネスがなんでも叶えて差し上げましょう
ヤンデレかぁ、懐かし
昔そんなん流行ってたよな…
なんだっけ、確か「ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れない」みたいな
………
ちょっとからかってやろ
そう言って俺はお嬢様を少々雑ながらも手を引き壁際へ連れて来、白く細く華奢な手首を両手でまとめ、壁に押しつけ空いているほうの腕はそのまま肘を壁に立て所謂壁ドンという形にする
するとお嬢様は嫌がったり笑うかと思いきや頬を赤く染め弱々しい表情でうわ言のように軽く否定をした
は、?
ここで俺のなかで何かが開くのを感じだ
が!!!これじゃ普通に事件!解雇!になりかねないので俺の欲はグッと押え素直に解放し数歩後ろに下がれば咳払いをした
なお嘘である。
普通にこのままだったら変な気分になってた
危ねぇ、理性様様だ。
俺は逃げるように部屋を後にした
ちょっといいなと思い一人ベッドでのたうち回るお嬢様もいたそうな











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。