前の話
一覧へ
次の話

第16話

おまけ
55
2024/05/25 15:00
ジュンとホスト、そしてリヒトとバーボンがベルバイル、闇鐘と戦っている間、指令室での様子です。それでは、スタート!↓
____________________________________________________
ジュンとホストが任務施設でベルバイルと戦っている頃、タノシミ、天鬼、そして奈良少年刑務所にいる中林は、様子を見守っていた。
タノシミ
今、ジュンさんとホストさんが、ベルバイルを倒しました…!
天鬼
すごいな。この2人。
やはり、中林の言うとおりだったな…。
中林
『よく頑張ったな。2人共…』
3人が口々に言っていたその時、


ガシャァンッ!


と、嫌な音がモニターから聞こえた。
タノシミ
!?
天鬼
え!?
中林
『は⁉』
3人は慌ててモニターを見た。モニターには、理性を失い、暴走して物を投げつけているホストの姿があり、それを見て戸惑っているジュンと、合流したリヒト、バーボン、ナーガの姿もあった。
天鬼
一体…何が起きてるんだ…⁉
タノシミ
これは…まさか、闇鐘の身体の一部!?
中林
『どういうことだ⁉』
タノシミ
恐らく…バーボンが闇鐘を倒した後、窮地を逃れるため、
誰かの身体に憑依しようとしていた可能性があります。
天鬼
なんて奴だ…
3人が口々に言った後、再びモニターを見た。
タノシミ
え!?
天鬼
あっ。
中林
『おお…』
3人は小さく声を上げた。モニターには、ジュンとホストがキスをしている、衝撃場面が映っていた。
中林
『…何があった!?』
天鬼
すごいな…
タノシミ
もしかして…闇鐘の呪いを解くための真実のキス…⁉
あまりに衝撃だったので、3人は目を見開いた。
中林
『これ…あいつらには言わないほうがいいかな…。』
と、中林は苦笑いしたのだった。
__________________________________________________

終わり。

プリ小説オーディオドラマ