第47話

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2025/01/02 01:42 更新
またあの塔に連れ戻された時のことだった。
ライオJr.
お母様に近づくなぁっ!!!!
(なまえ)
あなた
?!
Jr.くんの絶叫に近い声が聞こえ、急いで駆け込む。
ヘラ・ブライズ
何事?!
そこには、母を背に庇い、目に涙を大量に湛えて杖を向けるJr.くん。
襟元が乱れた夫人。
そして、今にもJr.くんを押し除けんとする下男。
食事を届けに来る男だ。
mob
チッ
こちらに気づくと舌打ちをする。
mob
せっかく貴族の女を楽しむところだってのに
ヘラ・ブライズ
無礼な!!そこを退け!!
激昂したヘラ様が男を突き飛ばして鉄扉に投げ飛ばす。
(なまえ)
あなた
夫人、大丈夫ですか?!
グランツ夫人
ご、ごめんなさい、、、、
(なまえ)
あなた
Jr.くん、一体何が
ライオJr.
あの男がっ、、お母様にいきなり掴み掛かって、、!
今にも泣き出しそうな少年を宥めている内に、バタバタと足音がする。
mob
これこれはご令嬢方、コレが失礼致しました
ヘラ・ブライズ
なんたる無礼、まさか野放しにするわけないだろうな
mob
えぇ、然るべき罰は受けて頂きますよ
mob
しかしまぁ、、
mob
そのままでもよろしかったのでは?しばらく旦那様と逢えず欲求不満だったでしょう?
ヘラ・ブライズ
貴様ッ!!!
ヘラ・ブライズ
どれほど私たちを侮辱すれば気が済む?!
ヘラ・ブライズ
高貴なる方々に貴様ら風情が触れることは一切許されんぞ!!!
mob
これはこれは失礼
男はヘラっと笑って反省した様子もない。
mob
しかしまぁ、いつまで令嬢気取りですか?
ヘラ・ブライズ
は、、?
mob
あなたたちの生命の安全に関する権限の一切が私にあります
mob
あなた方はもはや高貴な身分ではない
mob
今から破れる邪教の哀れな見せ物だ
mob
矜持だけ残して無残に痩せ細った姿は、それだけで市民の士気を削ぐ
mob
楽しみですね
ヘラ・ブライズ
〜〜っ!!
カルドside
鏡越しに見たあなたちゃんはやつれていた。
必死で感情を堪えていて、痛ましい。
それに比べて僕はまだ。
フラフラと魔法局の廊下を歩いていた。
好物の蜂蜜を胃に流し込めば、まだ動けるさ。
大丈夫、必ず、、!


























暗闇から浮き上がる意識。
最後、歪んだ景色と凄まじい脱力感だけは覚えている。
カルド・ゲヘナ
、、、、ここは、、
ライオ・グランツ
カルド
カルド・ゲヘナ
あ、れ、ライオ、、?
白檀の香りと白い部屋。
心配げに顔を覗き込むのは、同僚。
ライオ・グランツ
お前、、寝ていなかったんだろう
ライオ・グランツ
廊下で倒れたんだぞ
カルド・ゲヘナ
、、、そっか
カルド・ゲヘナ
ごめん、心配かけて
カルド・ゲヘナ
仕事に戻るよ
ライオ・グランツ
待て待て待て!!ダメだ、そのまま動いたらまた倒れるぞ?!
カルド・ゲヘナ
え、あー、大丈夫だよ
カルド・ゲヘナ
蜂蜜あるし
どうしてだろう、うまく笑えない。
ははっ、と乾いた貼り付けた笑いしか。
ライオ・グランツ
お前が壊れて悲しむ人がいる、知っているだろう?
カルド・ゲヘナ
、、、
カルド・ゲヘナ
あー、、、、
カルド・ゲヘナ
僕は無力だ、、
ライオ・グランツ
それはオレ様も同じだ
ライオ・グランツ
愛する妻も子供も守れず、怖い思いをさせてしまった
ライオ・グランツ
、、、神覚者とはいえ、ダメダメだな
カルド・ゲヘナ
ライオの口からダメダメなんて聞ける日が来るとはね
ライオ・グランツ
、、、カルド、隣のベッドを見てみろ
カルド・ゲヘナ
え?
横の白い帷を引きベッドを見ると、寝台に横たわったオーター。
カルド・ゲヘナ
あれ、オーター
酷いクマの出来た顔が苦しそうに眠っている。
ライオ・グランツ
オーターもお前と同じような具合さ
カルド・ゲヘナ
、、、やっぱ、ダメダメだ
カルド・ゲヘナ
あなたちゃん、、、
ぷらむ
ごめんねカルドさん
ぷらむ
まだ続きます
ぷらむ
何か救い、、あ、明日イノゼロ出るよ!!

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