モブ視点
西暦2205年
政府なるものはある一振の剣を顕現させようとしていた。
その名も織姫あなた。
代々刀鍛冶の家系に生まれた織という歳18の女によって打たれた名剣。
織姫は刀剣男士ではなく刀剣女士として顕現されていたとされている。
刀狩により1度海へと葬られたがしばらくして
師匠の人が引き上げたらしい。
だが、本体はサビひとつ無く鞘が少し傷ついただけだったという。
そうして今日、とうとう顕現されようとしているのだ。
機会から煙が立ち込め出す。
そこには、とある人の姿があった。
織姫視点
なんだか懐かしい夢を見た。
織や濃姫、長船派の刀剣や神社の人々との思い出
だけど、細かい事は全く分からない。
きっと海に沈んだからだろう。
目を覚ますとそこは見たことも無い部屋だった。
隣には織姫あなた。
1面煙に覆われていて、薄暗いところ。
なんだか、深海を幻想させる場所。
そう思っていると扉が開いた。
久しぶりに見る光に目をくらます。
光の先が気になり私は先に向かった。
光の先を抜けると、研究所のような所だった。
だけれど、先を抜けた途端、自分が誰だか分からなくなった。
分かるのは、私が付属神である事、織作の剣という事。
それ以外、分からなかった。
周りの人達は大いに喜んでいたが、理由は分からない。
そこにある一人の人が私の元にやってきた。
戸辺さんは、その後色々な事を教えてくれた。
私は今、記憶喪失になっている事。
ここは時の政府という所という事。
私達は歴史を守るという事。
今のところ私の刀派は長船派にある事等…。
正直、あまり分からなかった。
だけれど、私は付属神。
この織姫あなたを活躍させてあげたい。
そう思ってからの毎日は早いものだった。
前世の記憶は無いが、身体は覚えていた為
家事も漢字も出来た。
その為、政府の生活にも不便は無かった。
政府にきて数ヶ月。
戸辺さんにある歴史を守って欲しいと言われた。
私は了解して守る西暦年へと向かったのだった。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。