第4話

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2021/07/03 05:00

「まただ、、」



靴箱に三通ほどの手紙。


この組み合わせに


ピンとこない人いるの?



今日は三通か、、、


三件も断ってまわらなきゃ、、



鶴「うっす、」


鶴「今日も三通?怪獣やん」



「誰が言ってんの?」



シオナの靴箱には


溢れんばかりの


白やらピンクやらの封筒。



シオナは絶対に断ったりしない。


いや、断りにいかない。


そもそも、間接的に


告白されるのが


嫌らしい。




祥生はというと、、



祥「あー、愛美ちゃん?」


祥「ごめん、俺好きな人いるんよ」



朝一で告られてました。(



この三人で歩くと、


廊下でも教室でも


何かとみられる。



「好きな人いるの?」


祥「いるで」


鶴「俺もいるで」


「告んないの?絶対OKじゃん、」


鶴「できてるんだったらもうしてるわ!」


祥「その人の気持ちがよくわかんないんだ、、」



「私だったらOKする」



鶴祥「え!?」



「好きだったらねー、」


祥鶴「(溜息)」



鶴「お前怪獣やん」


祥「あなたらしいわ笑」




そんな温かい日。


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