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第1話

   開幕
420
2026/03/02 02:18 更新





  音が鳴り続け、舞台に灯りがつく。
  其処へ1人の少女が軽い足取りで舞台へ立つ。




Melty Smile   :)
Melty Smile :)
お客サマ、寂しいの?




  誰に語りかけているのかは分からない
  観客は飽きてきたのだろう。
  ポップコーンを食べる音だけが鮮明に響く。
  誰も彼女に見向きもしない。




Melty Smile   :)
Melty Smile :)
Melty Smile   :)
Melty Smile :)











  彼女が小型ナイフを3つ程取り出し、
  お手玉の様に回し始める。
  観客は彼女に釘付けだ
  彼女は視線が欲しかったのだろう。
  チェーンソーを軽々と持ち上げてくるりと回して魅せる
  だんだん観客は焦りを感じているのが空気の揺れから感じる。



















Melty Smile   :)
Melty Smile :)
あっ
















  ガタンと重たい音と共に腕が転がる。
  観客は一気に青ざめて悲鳴が聞こえる。
  彼女は焦りもせず、いつもの事だと言う顔で
  片手で腕を拾い、こう告げた。

















Melty Smile   :)
Melty Smile :)
あーあ腕取れちゃった
 


















  彼女が片手で杖を振ると飴が降ってきた。
  これは彼女の毎度お馴染みのフィナーレ
  だが降ってきたのは青色の飴や黒ばかりで
  赤色の飴は一つもなかった。
  








  





  


  演技の様に酷く偽った声色で話す彼女。
  だがパニックになっている観客は、何も頭に入らない。
  まるで[ 腕が取れるまでが演出だ ]
  と言うように彼女はひどく落ち着いて居た。













  青は悲しみ、怯え、焦りを指し
  赤は過度な興奮、期待などの甘い感情
  黒は恐怖を指す。
  その日のサーカスの記憶は誰1人覚えていない
  SHUGAR CIRCUは突然と消えた。
  甘い匂いと透明な飴を一粒残して。
  そして失敗作な彼女はこう呼ばれたそうだ。

















  [ 溶けきれなかった飴  ]と。






  

















  さて、この話はもうお終い。
  レディにはこんな痛々しい長話は聞かせたくないからね。
  あれ、誰一人覚えて無かったんじゃないの?
  そう疑問に思ったレディもいるだろう。
  私が話し終える時には必ずそんな疑問を持つんだ。
  まぁレディの願いなら仕方ない。
  最初のクエスチョンはこうしようか。
  





















アンケート

🤡 / ワタシは誰だろう
団長
18%
観客
14%
着ぐるみ
14%
人では無い
55%
投票数: 170票
























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