第4話

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2024/04/09 21:17
유나
じゃあね、ユジンくん!ハオくんも!
(なまえ)
あなた
久しぶりに楽しくお話できたよ。ありがとうハオくん
한유진
한유진
ヌナ〜、また会いに来てね?
장하오
장하오
あなたの下の名前ちゃんもよかったらまた来てね。ユナちゃんもばいばい
2人を見送って、ユジンと一緒に店に戻る。




深夜0時を過ぎたからか客足もまばらだったので、早めに上がらせてもらうことにした。




後ろには相変わらずユジン。どうやら懐かれたらしい。
한유진
한유진
ヒョン、あのあなたの下の名前って女の人、美人でしたね
장하오
장하오
そうだねぇ、、
한유진
한유진
ユナヌナの友達があんな美人なんて思わなかったです!
類友ってわけじゃないんですね!とキラキラの目で笑って言うユジン。



ユジンに悪気は全く無いのだろうが、相当失礼なことを言っている。



まぁ、ユジンはそういうキャラで、素もそういう性格なんだろう。



そんな彼は自分の思ったことを素直に言っただけ、なのに。



なぜかあなたの下の名前を綺麗と言うユジンにちょっと苛ついた。
한유진
한유진
ひょん?体調悪いんですか?
俯いた俺を心配するように覗き込むユジン。



慌ててユジンから目を逸らすように顔を上げる。
장하오
장하오
いや、大丈夫。ユジニも一緒に上がる?

あなたの下の名前から話題をすり替えるようにそう問いかけると、ユジンはぱっと顔を輝かせて頷いた。

한유진
한유진
はい!ヒョン、一緒に帰りませんか?
キラキラと純粋そうな目を向けるユジンに戸惑ったけど、別に断る理由もない。



私服に着替えてタイムカードを切ってからユジンと店を出た。



__________

한유진
한유진
ひょんー、ほんとにかっこいいですね〜
さっきまでユナと飲んでいた酒がようやく回ってきたのか、話し方がぽわぽわしてきたユジン。



酒量は考えて飲めって教わったはずなのに、、、。



正直面倒くさいけど、ここで置いてくほど俺も酷くない。



冷めてるとはいえ、人間の心を捨てたつもりはないし。



ため息をついて、フラフラのユジンを支える。
장하오
장하오
ユジナ、家どこ?送るよ
そのもちもちだという頬を軽く叩いて聞いてみてもユジンから返ってくるのは言葉にならない声。



これだから酔っ払いは嫌いなんだよ、、。
한유진
한유진
んぅ、、ひょぉ〜ん、、、ぼくがんばってるよ、、、
なにかの夢を見ているのか、寝言をこぼすユジン。



もう家は聞けないだろうし、仕方ない。
장하오
장하오
うちに連れて帰ろう、
ユジンを背中におぶって自分の家までタクシーで帰ることにした。



ユジンは身長の割に軽くて驚いた。



そりゃそうか。彼は大人に見えてまだ21歳なんだから。



まだ本当なら大学生だ。なのにホストで働いている。
장하오
장하오
今日くらいは面倒見てやるか、、
俺の背中の上であどけない顔で眠るユジンを見て、無意識に笑顔になる。




なんだか今日は俺、おかしいみたいだ。




ユジンに可愛さを覚えて、あなたの下の名前にドキドキさせられて。




もう一度ため息をついた後、俺はユジンを背負ったまま、到着したタクシーに乗り込んだ。

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