第22話

🍎‪ 𓈒𓏸
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2024/02/20 09:03
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良ければ見てください!
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あの日から何日か経った


何日も何日も皆説得しに来るが私は何度も断った




アスモデウス
  あなた、少しいいか  
あなた
  … はぁ … そろそろ飽きてもいい時  
じゃないかな





でも今日は何かが違った




アスモデウス
  放課後教室にいろ  
あなた
  え ? なん(  
アスモデウス
  それだけだ  
あなた
  え、ちょ、アリス !  





アリスは振り向かず歩き出し居なくなってしまった


説得も無ければたった一言だけ残し去ってしまった


なんか … 釈然としない




あなた
  放課後教室にいろなんて …  
告白か何かかな





私はそんなくだらない事を考えた


そして時間は過ぎあっという間に放課後になった


教室には誰もいなくなり騒がしかった校庭も静かに
なって皆帰ったことがわかる




あなた
  … 誰も来ないし居ないじゃん





嵌められた ?


でもアリスに限ってそんな事はしないし


そう考えているとドアが開きそこにはアリスが居た




あなた
  遅いじゃん、私を待たせるとかどういう  
神経してる訳 ?
アスモデウス
  イルマ様とお話をしていたのだ !  
仕方ないだろ !!
あなた
  そんな怒ること ?  





ほんとこいつはイルマくんLoveだ


私も言えないけど (カルエゴLove)




あなた
  … 何度も言うけど私は音楽祭には
出ない。それで皆の足でまといになる
なら私は学校を変える
アスモデウス
  … また逃げるんだな、貴様は  
あなた
  逃げる事は恥じゃない、誇るべきよ  





やりたくない事を無理矢理やる必要は無い


それでも無理矢理出そうとする人がいるのなら
逃げればいい


私は何がなんでもその言葉を大切にしてる




アスモデウス
  … そうか、じゃあ1つ聞くが  
あなた
  ?  
アスモデウス
  貴様が音楽祭に出ない理由はなんだ  
あなた
  … アリスなら分かるでしょ  
アスモデウス
  分からないから聞いている  





私は数秒アリスの顔を見てため息をついた


私は椅子に座り声をだした




あなた
  正直皆の音楽を聴いて驚いたし予想を
遥かに超えてたよ。まぁイルマくんの
ピアノは初心者丸出しの下手っぴな
音色で、プルソンくんは上手だけどまだ
完璧とは言えない。皆のダンスも凄かっ
た。ちょっとテンポが早かった気もする
けどね





私は呆れた声でアリスに言った


アリスの顔は何も言えず悔しそうな顔をしてて
見てて悪い気はしなかった




あなた
  でもねアリス  
アスモデウス
  … なんだ、まだダメだしを言うのか  
あなた
  違うわ(笑
確かに皆まだまだだけど楽しそうだった
アスモデウス
  !  
あなた
  皆音楽に乗ってダンスして楽しいって
気持ち伝わってきた。キラキラ輝いてて
いいなって羨ましくなっちゃった(ニコ
アスモデウス
  羨ましいと思うなら皆と共に音楽祭に  
出ればいいだろう
あなた
  … アリス、私は …  





目立ってしまえばもうみんなに会えないんだよ …




アスモデウス
  ? なんだ  
あなた
  … 音楽祭には絶対に出ない
"気持ちが変わらない限り"





私はやらない


その選択肢しかないの




__________𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝

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