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第1話

プロローグ
39
2026/06/29 12:00 更新
私は、沢山の人に守られてきた。

だけど、その人たちはもういない。


「六花、お弁当食べよ~」
幼馴染みでいつも私の味方だったあの子も____

「六花様の髪、相変わらず綺麗ですね~」
私の髪を梳いてくれたあの子も____

「六花様!起きてください!遅刻ですよ!」
当たり前のように毎朝起こしてくれたあの子も____

「ほら、やっぱり六花は笑った顔がよく似合う」
私の笑顔を褒めてくれたあの子は____

「大丈夫、○○強いから。ね?」
暖かく不安を包み込んでくれたあの子も____

「え~?なんのこと~?」
辛い時もおどけて笑わせてくれたあの子も____

「ほら、六花も勝負しよう」
いつも私と遊んでくれていたあの子も____

「○○は、りっちゃんのこと、何があっても好きだよ」
真っ直ぐ友情を伝えてくれたあの子も____

「あれ?元気ないね?そんなときは…はい!紙吹雪~」
いつも私を楽しませてくれたあの子も____

「何があっても○○はりっちゃんのこと、信じている」
挫けそうな時にいつも隣にいてくれたあの子も___

「あの子は、いつも君のことを一番に考えていた」
私の知らない裏を教えてくれたあの子も____

「もう、りっちゃんはすぐ泣くんだから~…」
最後まで、大っ嫌いだったあの子も____

「六花は、物じゃないんだから」
私の鎖を取ってくれたあの子も____

「俺だって、お前のこと……」
どんな状況でも私を想ってくれたあの子も____

「僕は"青い星"を信じている」
奪われたものを取り返してくれたあの子も____


私は、全てを失った。

もう、何をしたらいいのかわからない。

でも、あなた達の想い、無駄にはしない。

私が受け継いでいくんだから。
第一章・「二つの想いで咲いた星」

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