第5話

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2023/09/04 09:29 更新
足立先生と 、

匡 … そして 、見知らぬ顔した 白衣を着た 2人の同僚がいた 。



「 久しぶりだな 〜 、 八鳳 チャン 」

匡は ニコッと 何時もの 何を考えているのか分からない顔して こっちを見つめていた 。


匡の顔を見たらなんだか 心臓が昂り、すごく苦しい 。


足立先生ともう1人はその場から動かず 、


匡と、俺の関係性を推測しようとしていた 。


「 .. 何 、なんの用 。 主上サン … 」


匡と 声に出すのは烏滸がましいし 、 腹が立つので 苗字で呼ぶと 、


「んはっ 、 すっかり 他人行儀ぢゃんか 〜 、 匡クン悲しぃ〜 」


と 派手な 青髪 を 耳にかけながらこっちに寄ってきた 。 匡が近寄る度に 俺は 足がすくむように 動かなくなってしまった 。


「 んで 、 何してんのこんなとこで 」

ニコッとまたあの笑みを浮かべ 俺の目線に合わせて 屈まれた 。

俺の嫌な顔が目の前に現れ 、 少し 、心臓と首に痛みが走った 。


それと同時に 、 匡の ふわっとする 甘ったるい香水の匂いと 、 嗅いだ事の無い 、 甘く心地よい匂いに包まれた 。



「 … な 、んでもねぇよ .. 。お前こそ .. 何してんだよ 」

白衣を着ていることから、嫌でも 理解できるのに 理解したくなくて 、



違う回答が来るのを期待して 聞いてしまった 。




「ナニッて .. お医者さんしてる ♡ 」


と 語尾にハートをつけたような 気色の悪い喋り方で 答えられ 、背筋が 伸びた 。



「.. あっそ 。 で 、 俺のとこに来る理由ねぇだろ 。 … 戻れよ 。 」 



と 目線を外し 、 子供に目線を戻すと


「 あのさァ ? 俺ェ 、 後天性α‬だったらしくって 〜 … で 、 いーたいことわかるゥ ? 」




ニャハ 、 と 目を細め猫の様な 顔で問われた 。


「 知らねぇよ 。 生憎友達にオメガ性のやつは 居ねーよ 。 他当たれ 。 」


と 手で 振り払うと


「ちげーよォ 、 だから 八鳳チャンにィ 番になって欲しくって ♡ 」


と 予想もしない言葉が 聞こえてきた 。


「 むり … 。 ゼッテーいや 。 」


項を 手で隠し 、 威嚇すると


「 だって 八鳳チャン ほかのオメガと違って 、 すげー甘い匂いすんだもん ♡ ナニ 今発情期 ? ♡ 」


馬鹿なのこいつ 、 ヒートの時に外出る訳ねぇだろ … 。



 そんな事を思いながらも 、脈は早く 、


ヒートの時みたいに 、馬鹿みたいに体が暑くなった 。



「 … 離れろ 。 気分悪ぃ 」


その場から逃げるように 立ち去ってしまった 。 今日は足立先生との 日なのに 、



最悪な日になった … 。




匡のせいで 。



急いでショートメールを開き



《 … 今日来たくないなら来なくていいです 。 》



とだけ 足立先生に送った 。


そしてトーク画面を切りかえ


『 枝原 』と書かれたトーク画面を開く



《 枝原 》


《やべぇよ … 。 》

《マサ、α‬性だったらしい 。 》



とだけ送り 、 返信を待った 。


返信が帰ってこないまま 家に帰ると ゔー 、 と携帯の通知音が響いた 。電話に出ると



< おい ! 匡が α‬ってどういうことだよ ! >


と大声で枝原に 質問された 。


《 さぁ ? でもなんか 後天性らしくて 、 … さっき 番にならないか聞かれた 。 》


正直に話すと 、 数秒程度 沈黙が 流れた



《 .. ?枝原ー、 ? 》


声をかけると

< は ? 番? なってねぇよな ? てか 、 なる気ねぇよな ??? >



圧の掛かった 焦ったような口振りで 枝原の声が聞こえた。


《 番になる気は 、 俺は無い 。


けどさ … すげぇ 、今体熱い … 、


  運命の番ってやつ… なんかな ? 》


と小さく呟くと 、


< 巫山戯んじゃねぇよ ! >


と だけ返され 、通話を切られてしまった 。




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その日 !1時になっても先生は来なかった 。



もう眠ようかと考えていたら 、


インターホンが鳴り 、 扉を開けると、


そこには 、 少し疲れ顔の 足立先生が立っていた 。


「 なにしてんの先生 。 入って 」



部屋招き入れると、


 「ん 、 すまん … 急患が多くて遅れた 。 」


と この時間になった経由をいちいち 、


教えてくれた 。


その時 匡の話は出なかったが 、 


夕飯がまだだったらしいので チャーハンを作ってやっていると 、


「なあ 、 主上 匡 と どーゆー関係なん ? 」



と 少し 前のめりに聞かれた 。 



「 俺の一番最初で1番持たなかった彼氏 。 多分5ヶ月 。 俺がオメガだって知って 、


気持ち悪い 、 とか … 死ね 、とか … そんな言葉ばっかり 浴びせた 糞野郎だよ 。 」



 そう答え、 テーブルに皿を乗せると 

「 ふーん 。 そんな奴に 運命見出しちゃったんや 。 八鳳変わっとるな 。 」


と 笑われてしまった 。

「感じてない。 …嫌悪感しか感じてない 。 」

と告げて隣に座ると

「 その首の傷も アイツ絡み? 」


と 顎で くいくいっ、と首の傷を 指され 吃驚した 。

「見えてた? ごめん 。 」

謝り チョーカーを少し上にあげると


「 … 別に不快じゃあらへんよ 。 ただ、そんな本気やったんやって思っただけ 」


チャーハンを食べ終わった様子で 、 俺の方を向き


「 … 俺ん時もそこまで本気になれるん? 」

と 茶化すように聞かれた 。

「 冗談 」

と 付け加えられ 。 なんだか複雑な気持ちになった 。 水をひとくち口に含むと 、


ひやっとする水の感覚が、 煩わしくてたまらなかった 。

足立先生が 同じコップで水を飲むと 、 なんだか 頬が暑くなって

水の感覚も抜けていってしまった 。


「 なに ? シたいん ?」

俺の下を触りながら焦らすように聞く 足立先生は すこし 悪魔のような 、 可愛い 顔して 俺にキスをした 。


「 ん …っ 、してくれてもいいけど … ? 」


と 答えると


「 んは 、 なら 遠慮なく 。 」


と そのまま押し倒され 、 服を脱がされた 。

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