朝の六時、
天乃絵斗の家に入った六人は気絶しているらだ男をベットに寝かせ、少し机で話していた。
と包帯だらけの絵斗。
と全員が安心した瞬間、緊張が解け、全員が疲れにより眠りに落ちた。
最初に起きたのは絵斗だ。
と起きる。
そして時計を見た時、午後の六時だった。
と思わず呟く。
そして、
と聞き馴染みのある声が響く。
そこには驚いた表情をしながら、絵斗を見ている猿山らだ男がいた。
らだ男は気まずそうに答える。
と聞くと、
らだ男は申し訳ないように言った。
と久しぶりに会話する二人の間はギクシャクしていた。
まともに話すのは十数年ぶりなのだ、当たり前だ
すると、他の寝ていた五人は起きて、
五人の声が見事なまでにシンクロし、部屋中に響き渡った。
と警戒しながら話した。
と懐かしいように口にするらだ男。
とらだ男は絵斗を見る。
と絵斗は了承した。
夜の九時、そこにはわちゃわちゃと騒がしい六人がいた。かつての調子を取り戻して。
ただ一人らだ男だけは違った。自分はここにいてはいけない人間なのではないかと申し訳なさそうな表情で、
と口にした。
と絵斗は言う。
と半ば諦めたような声色でそう口にした。
だが、
五人は顔を見合わせ、
声を揃えてあっけらかんと言い放った。
それは、らだ男の予想を反した答えが返ってきた。
とからかうように言った。
とらだ男も調子が戻ってきたようだ。
と絵斗。
見ると、らだ男の前には温かいハンバーグが置いてあった。
と勇気づけるように絵斗は言った。
そして、らだ男は嬉しそうに目の前に置いてあったハンバーグを口にした。
しかし、勾玉のかけらが溶け込んだ皮膚から、再び黒いモヤが立ち上っていることに、この時はまだ誰も気づいていなかったーー。
第1章閉幕。第2章へ続く



















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。