第13話

第1章12話『乾杯』
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2026/08/18 12:00 更新
朝の六時、


天乃絵斗の家に入った六人は気絶しているらだ男をベットに寝かせ、少し机で話していた。
桃瀬豚平(トントン)
桃瀬豚平(トントン)
それにしても、あの呪鬼を相手に死なずにずっと粘るって...
どんな人間離れした身体能力を持っていたらできるんですか...?
天乃絵斗(ぺいんと)
天乃絵斗(ぺいんと)
いや俺自身もよくわかんない...
と包帯だらけの絵斗。
捏島孝行(コネシマ)
捏島孝行(コネシマ)
まあまあ、とにかく生き残れたんだから良かったじゃん!とりあえず高校生にまで戻れたから結果オーライやし!
天乃呂戊太(ロボロ)
天乃呂戊太(ロボロ)
..そうだね。
と全員が安心した瞬間、緊張が解け、全員が疲れにより眠りに落ちた。






最初に起きたのは絵斗だ。
天乃絵斗(ぺいんと)
天乃絵斗(ぺいんと)
..うーん。
と起きる。
そして時計を見た時、午後の六時だった。
天乃絵斗(ぺいんと)
天乃絵斗(ぺいんと)
十二時間も...
と思わず呟く。

そして、
猿山らだ男(らっだぁ)
猿山らだ男(らっだぁ)
..絵斗?
と聞き馴染みのある声が響く。
そこには驚いた表情をしながら、絵斗を見ている猿山らだ男がいた。
天乃絵斗(ぺいんと)
天乃絵斗(ぺいんと)
らだ男!お前起きたのか!?
らだ男は気まずそうに答える。
猿山らだ男(らっだぁ)
猿山らだ男(らっだぁ)
えっ、うん....
天乃絵斗(ぺいんと)
天乃絵斗(ぺいんと)
..らだ男、お前覚えてるのか?
と聞くと、
猿山らだ男(らっだぁ)
猿山らだ男(らっだぁ)
断片的になんとなく...みんなを襲ってた気がする...。
らだ男は申し訳ないように言った。
猿山らだ男(らっだぁ)
猿山らだ男(らっだぁ)
ごめん.....
天乃絵斗(ぺいんと)
天乃絵斗(ぺいんと)
いや..操られてたわけだし....
と久しぶりに会話する二人の間はギクシャクしていた。
まともに話すのは十数年ぶりなのだ、当たり前だ
すると、他の寝ていた五人は起きて、
捏島孝行(コネシマ)
捏島孝行(コネシマ)
先生!?(同時
鬱島大(鬱先生)
鬱島大(鬱先生)
先生!?(同時
鳥井希(ゾム)
鳥井希(ゾム)
先生!?(同時
天乃呂戊太(ロボロ)
天乃呂戊太(ロボロ)
先生!?(同時
桃瀬豚平(トントン)
桃瀬豚平(トントン)
先生!?(同時
五人の声が見事なまでにシンクロし、部屋中に響き渡った。
桃瀬豚平(トントン)
桃瀬豚平(トントン)
猿山先生、お久しぶりです....?
と警戒しながら話した。
猿山らだ男(らっだぁ)
猿山らだ男(らっだぁ)
久しぶり...だね。
と懐かしいように口にするらだ男。
鳥井希(ゾム)
鳥井希(ゾム)
なーなー猿山ぁ、絵斗にいちゃん。
久しぶりに会ったわけだし乾杯でもする?
もちろん俺らは未成年だからジュースだけど。
猿山らだ男(らっだぁ)
猿山らだ男(らっだぁ)
あー..僕はいいけど....というか先生つけて?
とらだ男は絵斗を見る。
天乃絵斗(ぺいんと)
天乃絵斗(ぺいんと)
別にいいぞ?お前らがいたいのなら。
と絵斗は了承した。


夜の九時、そこにはわちゃわちゃと騒がしい六人がいた。かつての調子を取り戻して。
ただ一人らだ男だけは違った。自分はここにいてはいけない人間なのではないかと申し訳なさそうな表情で、
猿山らだ男(らっだぁ)
猿山らだ男(らっだぁ)
..あのぉ、その...
と口にした。
天乃絵斗(ぺいんと)
天乃絵斗(ぺいんと)
ん?なんだ?
と絵斗は言う。
猿山らだ男(らっだぁ)
猿山らだ男(らっだぁ)
操られていたとはいえ、みんなを傷つけたわけだし..
許してくれるわけないよね...。
と半ば諦めたような声色でそう口にした。

だが、
捏島孝行(コネシマ)
捏島孝行(コネシマ)
別に?気にしてないし。(同時
鬱島大(鬱先生)
鬱島大(鬱先生)
別に?気にしてないし。(同時
鳥井希(ゾム)
鳥井希(ゾム)
別に?気にしてないし。(同時
天乃呂戊太(ロボロ)
天乃呂戊太(ロボロ)
別に?気にしてないし。(同時
桃瀬豚平(トントン)
桃瀬豚平(トントン)
別に?気にしてないし?(同時
五人は顔を見合わせ、
声を揃えてあっけらかんと言い放った。
それは、らだ男の予想を反した答えが返ってきた。
天乃呂戊太(ロボロ)
天乃呂戊太(ロボロ)
いやまあトラウマにはなるだろうけど..
そうやって申し訳ないようにするのはやめて欲しいです...
鬱島大(鬱先生)
鬱島大(鬱先生)
調子狂うんよ!その態度!
鳥井希(ゾム)
鳥井希(ゾム)
いつものようにうっざい態度で話してればええねん!
とからかうように言った。
猿山らだ男(らっだぁ)
猿山らだ男(らっだぁ)
ちょっとお!うざい態度って酷くない!?
とらだ男も調子が戻ってきたようだ。
天乃絵斗(ぺいんと)
天乃絵斗(ぺいんと)
いいからそこに置いてあるやつ食べるよ。
きっと元気でるぞ?
と絵斗。
見ると、らだ男の前には温かいハンバーグが置いてあった。
天乃絵斗(ぺいんと)
天乃絵斗(ぺいんと)
久しぶりだからな。楽しめよー?
と勇気づけるように絵斗は言った。
そして、らだ男は嬉しそうに目の前に置いてあったハンバーグを口にした。









しかし、勾玉のかけらが溶け込んだ皮膚から、再び黒いモヤが立ち上っていることに、この時はまだ誰も気づいていなかったーー。






























第1章閉幕。第2章へ続く

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