「おはよーございマース…ってやっぱまだ誰もいないか笑」
一番乗りの教室。まだ少し暗くて青く染まっている。
「いや昨日はほんとにやばかったな…」
机に突っ伏して昨日のあれこれを思い出す。いや…ほんとに甘かった。私としては嬉しい限りだけれどももうちょい手加減してくれ
🧸「何がやばかったって?」
隣の窓から急にボムギュオッパが声をかけてきた
「ぎゃあっ!?」
🧸「ぶはっ!www変な声www」
「ボムギュオッパ!おはようございます…」
🧸「おはよ〜」
「オッパも朝早い方なんですね」
🧸「うん、そっちの方がいたずらできるしね」
「い、いたずら…?」
🧸「そ!スビンの机とかにしかけとくの!!」
「それ怒られません??」
🧸「おもしろいよ〜あなたもやる?」
「ありがたく遠慮しときまーす」
「あなた!おはよう!」
「ユメ!おはよー」
🐧「あ!ボムギュヒョンだ!おはようございますん!」
🧸「ヒュニア!おはー」
🐿「おはようございます。ボムギュヒョン」
🧸「え、テヒョナまでいんじゃん3人できたの?」
「はい!歩いてたらヒュニンカイ君が声掛けてくれて」
🐧「驚いたユメ可愛かったよ〜笑笑」
🐿「驚きすぎて転びかけたけどね」
「ちょっと言わないでよっ///」
🐰「あ、ユメだおはよー」
「スビニオッパ!おはようございます!」
🦊「なんか集まってんね」
「よ、ヨンジュニオッパもおはようございます…!」
🦊「ん、おはよユメ」
おー凄いユメが来た瞬間皆が集まってきた
「あ!そうだ聞いてよあなた!昨日ヒュニン君がね!?」
🐧「あれほんとに面白かったなぁwww」
🐰「あのユメ可愛かったけどね」
🦊「またやってよ〜笑笑」
「かっからかわないでくださいっ!!」
なんだなんだ昨日何があったんだでもそりゃあんな大人数で帰ったんだからイベントがない方がおかしいか。
「え〜なになに?私にも教えてよユメ〜!」
「絶対嫌!www」
結構いい雰囲気である。どうやら愛されルートはちゃんと辿れているらしい
良かった、あ、でも…もしこのまま皆がユメを好きになるルートだったら…ボムギュオッパも、、、
夢小説だから、皆が夢主の事を好きになるルートなんて山ほどあるし、しょうがないかもしれない、でも…
🧸「どした?顔暗いよ?」
「えっいやなんでもないっす!授業やだなーって!笑笑」
🧸「あーわかる笑笑」
🦊「ほらそろそろ時間だから行くよ」
🐰「じゃね〜」
オッパ達が去って担任が来る。
「今日から芸術科目もはいるから自分達の選択科目確認しとけよ〜」
「せ、選択科目…?」
🐿「覚えてないの?入学前の書類で書いたじゃん」
「そうだったっけか…」
てか私の入学前の書類とかどうなってんだろ…一応ここ来る前のやつは確か美術って書いたはずなんだけど…
「せんせーすみませんあたし自分何選んだか忘れちゃって…」
「えーとヤマダは…音楽だな。しっかり覚えとけよ〜」
「わかりました!ありがとうございます〜」
あーー音楽か…
「あなた何選んだ?」
「音楽…」
「わぁっ!私もだよ!!!一緒だね!」
「それはよかった…ははは…」
🐧「音楽苦手なの?」
「いや苦手って程じゃないんだけどさ…」
🐿「もしかして下手だったりして?」
「2人は何にしたの?」
🐧「僕達も音楽だよ!」
🐿「こんなに一緒になることあるんだね笑」
「あ、やば私1時間目のやつロッカーに取りに行かなきゃ」
「私も!」
🐿「いてらー」
1時間目も2時間目もあっという間に過ぎて芸術の時間がくる。
「はい、じゃあパート分けをするので1人ずつ名前と1つ民謡を歌ってください」
み、民謡!?まって私韓国の民謡なんて1個も知らないんだけど
やばいやばいどうしようとりあえず耳コピ??それとなく歌ったらごまかせるかな日本国家とか歌ったら反日いたら死ぬんだよなふるさとじゃダメかな
「あなた?大丈夫?」
「いや私まじで民謡知らなくて…」
🐿「いや1個ぐらいあるでしょ笑笑」
「ほんとに知らないんだって!!!どうしよう…」
🐧「小学校とかでなんかやんなかった?」
全部日本語なんだよ!!!!!
「…あ。」
「歌えそうなのあった?」
「…エーデルワイス」
確かなんか日本語と英語どっちも歌わされた気がする…
🐿「民謡か…?それ」
「次、ヤマダさん。」
「と、とりあえず行ってくる!」
「1年A組ヤマダ・あなたです。歌は…」
「あぁ。もういいわ。」
「え」
「貴方はアルトね」
「あ、あの先生」
「何?」
「あたしソプラノ行きたいんですけど…」
「いや声低いんだからアルトよ。ガールテナ…はギリ足りなそうね」
「はい…」
そう、あたしは女子にしては声が低い方でいつも合唱とかだと全部アルトに回されていた。でも、私はソプラノに行きたかった。高くて綺麗なメロディパートをあたしだって歌いたい。しかも低いといっても綺麗な歌声じゃなくてバリバリ地声だから汚いのだ。だから歌うのは少し苦手である。
「次。キム・ユメさん」
「はい!」
「ふぁいてぃん!」
さて次はユメの番だけど…何しろここは夢小説。大体予想はついている。
「〜♪」
ワァッと歓声があがる。そう。夢主というのは大抵歌が上手い。そんで文化祭で相手とミュージカルとかでラブソングを歌うのである。多分これは使われるぞ文化祭。さてバンド系かディ○二ー系のミュージカルか…
「いいなぁ…」
🐿「あなた?」
こういう夢主は歌って綺麗とか、可愛いとか言われるのだ。あたしはまぁそういう高い系の歌は回ってこないので羨ましい限りである。あたしだって腐っても一応女子ではある。可愛いとか言われるのは素直に嬉しいし、そういう部分を持っているのは普通に羨ましい。
私はただ、先生からも生徒からも拍手を送られ、私が望んでいたソプラノパートへ選ばれたユメをただ見つめていた。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。