第14話

11話
1,755
2025/06/19 08:34 更新
アイエン
アイエン
まぁ、ここまでの実力を持つためには相当努力しないといけないのは事実。それは僕達も経験しているからわかる。
アイエン
アイエン
その辛さを乗り越えてここまで来たのだから、まずはそんな自分を褒めて自信を持たないと!

フィリックス
フィリックス
うんうん

バンチャン
バンチャン
イエナ…成長したね…(涙)

アイエン
アイエン
なんで僕?!
アイエン
アイエン
そこはあなたさんの成長力でしょ!
アイエン
アイエン
しかもそこで涙って何!?

ヒョンジン
ヒョンジン
いや、わかるよヒョン

(なまえ)
あなた
ふふふㅎ

『認めてもらえた』

完全ではないけど、

存在自体は認めてもらえた…

言葉にならないくらいの安心感がある。

嬉しい。

素直にそう思う。

リノ
リノ
なんか安心した?

(なまえ)
あなた
はい…ㅎ
(なまえ)
あなた
正直、私今日追い出される覚悟で
ここに来ましたから…ㅎ

ハン
ハン
多分、もうみんな認めてくれているよ。君の実力に驚かされている。まぁ、パフォーマンスだけでアイドルやっていけないけどさ、あとは振る舞いとか言語とか色々知っていかないとだね。

チャンビン
チャンビン
それが結構キツイんだよな…

マネージャー
マネージャー
おい、あなたさんのことは
少しずつ公開していくでいいか?

今まで黙ってみていた

マネージャーさんが話した。

スンミン
スンミン
いいと思う。

リノ
リノ
…いいよ

ハン
ハン
あーあ、これstayに怒られないかな?ㅋ

バンチャン
バンチャン
まぁ、それはこの子にかかってるよㅋ

(なまえ)
あなた
文句言われないくらい
頑張って実力を伸ばします…!
(なまえ)
あなた
できたらご指導して
くださると嬉しいです。
(なまえ)
あなた
これからもよろしくお願いします…!

stray kids
stray kids
よろしく


《プチ話》

《バンチャンside》

あなたさんはあの後、

少し休憩すると、お手洗いに行ったそう。

実はさっきの会話でとある疑問を持ったのだ。

ハン
ハン
リノヒョンはさ、結局あなたさんが
straykidsになること認めたの?

スンミン
スンミン
そういえばリノヒョン、
メンバーとしては認めないって
言ってたね。

ヒョンジン
ヒョンジン
あのときのリノヒョン
かっこよかった…!

ハンが言ったとおり、

リノはさっきあなたさんを

メンバーとして受け入れるのに対して

「よろしく」と言っていた。



でも、リノはその前に

メンバーとして認めないと言っていた。



あのときの空気感でか?

でも、リノがそんな性格とは…思えないㅎ



じゃあ、どうしてだろう?


リノ
リノ
ハンの質問の回答としては、
リノ
リノ
NO、だ。

リノ
リノ
別に俺はアイツを認めた訳ではない。
リノ
リノ
でも、じゃあ出ていけって
思ってんのかって言うと、
別にそういう訳でもない。

ハン
ハン
???

フィリックス
フィリックス
つまり?

リノ
リノ
俺はアイツがスキズとして活動したときに、全てをまだ受け入れられない。
リノ
リノ
それだけだ
リノ
リノ
別にアイツのことが
嫌いという訳でもない。
リノ
リノ
ただ、会ったばかりの人間は
よくわからないっていうことだ。
リノ
リノ
だってアイツ、
イジメ疑惑出ていたんだぞ?
リノ
リノ
まぁ、見たところ『アイツがやった』
というのは嘘かもしれないけどなㅋ

ハン
ハン
まあ、確かにㅎ

アイエン
アイエン
今日見たあなたさんが
本当の姿だと思うな〜

チャンビン
チャンビン
こういう緊張する場面では
素が出やすい。
チャンビン
チャンビン
緊張感結構ヤバかったから、もしこれで
演技だったらもう何も信じられないよㅎ

フィリックス
フィリックス
あなたさん、めちゃくちゃ
凄いのに自覚ないのかな?
フィリックス
フィリックス
それとも、単に自分に自信ないだけ?

ヒョンジン
ヒョンジン
両方なんじゃない?

ガチャ

ドアが開いた。

あなたさんが戻ってきたのかな?

(なまえ)
あなた
おまたせしました

マネージャー
マネージャー
よし、そろそろ練習再開だ。

ヒョンジン
ヒョンジン
は〜い

リノが言いたいことはわかった。

そこには、リノの思慮深い性格が表されている。



アイドルをやっている上で、

全部が全部成功や朗報だけではない。



例えば熱愛報道やサセン、

警察沙汰のことや失言など、

言い出したら数えきれない。



その国の歴史やタブーなことを知っておかないと、

知らないうちに炎上なんてことはざらにある。



現に僕達はこの業界でそういう

少し可哀想な人達や、自業自得とも言える人達を

たくさん見てきた。



あなたさんが嬉しいことをしたのなら、

僕達も心から喜ぶだろう。



でも、もし、もしだ。

あなたさんがそういう悲しいことをしたり、

あったりしたとき、本心で心配したり

元気付けたり怒れたり、メンバーとして支えたり、

そういう運命に対して向き合えるかがわからない。

『自業自得だろう』

『僕達は関係ない』

『迷惑だ』

そういう思いがまだ強い。

そういうことだろう。



メンバーとして受け入れるなら、

そういうことも含めて受け入れなければならない。



個人だけで収まらならまだいい。

だが、恐らく『stray kids』という名前に傷がつく。

そうなれば、『straykidsは野蛮なグループだ』

もっと酷ければ、

『JYPはそういう会社だ』

『これだからKPOPは』

『これだから韓国は』…という風に、

酷すぎる場合は個人の問題ではなくなってしまう。

だからすぐに受け入れられない。

そういうことだろう。



でも、なんだろう。

少し何かを感じるんだよね。

まぁ、少しくらい運命とか信じてみてもいいよね?


リノ
リノ
チャニヒョン?
リノ
リノ
ぼーっとしてどうした?

ふと、リノの顔を見るといつも通り無表情。

まだ幼い少年というような顔をしているときのことを

僕はしっかり覚えている。



みんな、成長したんだな。

バンチャン
バンチャン
ごめん、すぐ行く!

ふと、今はもうたくましいリノ

背中を見てそう思った。

《プチ話終わり》


プリ小説オーディオドラマ