………
…殺した……
床に転がっている…シルク、諒の死体
それも…自殺とかではなく
紛れもなく…自分の手で…殺してしまった
それも…故意に殺したのではなく…
シルクが望んだ…ことだから
これから…どうしたらいいんだろう
殺したのは…事実だ
捕まるのは勿論…メンバーからも言われるだろう
いっその事…自殺した方が
俺は屋上にきた
飛び降りる気だ
何も後悔はない
スッ…
ドサッ
先日…マサイとシルクが亡くなった
警察に聞いたところによると
マサイがシルクを殺し…マサイは飛び降り自殺をした
それが分かったのは…指紋でわかったみたいだった
でも…俺らはわかってる
マサイは故意に殺したのではなく…
シルクがそれを望んだとそう悟っていた
事は大きくなり…ニュースにも取り上げられていた
ヒカキンさんやはじめさんもびっくりしていた
そして…俺らは『フィッシャーズ』を解散した
視聴者さんにも報告し…解散動画もあげた
俺らは普通の暮らしをする
その数年後
暫く…俺らは会うことはなかった
俺は会社に働くようになり
ダーマは前居た会社に戻り…
ザカオはダンサーのレッスン講師に戻り
ンダホはお父さんの会社に働いてるらしい
それぞれ…違う道に進むことにした
俺は…墓場にきた
シルクとマサイの墓参りだ
毎日ではないけど…週に3回来ている
もう…5年経つんだ…
メンバーとも会ってない
元気にしてるのかな…
俺は両手に手を合わせて…目を瞑りながら思った
ピコンッ
ズボンのポッケに入れていたスマホを見ると通知が来ていた
それは…ある人物
俺はメッセージを見ると
『集まらない?』か
ダーマとザカオにも聞いていたのか…
俺は…返信し…
家に戻った
そして…当日
本来なら…6人で飲む席あるのにな
そう思いながら…酒を嗜むことにした
この賑やかな空間を楽しみながら












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。