外面の美しいものの内面に、危うい性質を秘めていること。
うつくしいいろにも毒があるのよ

パリス・グリーン/和名:花緑青
1700年代
鮮やかな緑の染料が少なかった時代、その色は造られました。
酢酸銅と亜砒酸銅の複塩の人工顔料です。
明るく、渋く、青みがかったその美しい緑に、人々は心奪われました。
しかし、1つの欠点がありました。
毒です。
有害な砒素を多く含んでいたが為に、工業的生産顔料の中で最も有毒の色になったのです。
人を害する毒の色。
危険なもの程、人は惹かれると聞きます。
”禁じられた緑”

でも
外からの干渉さえあれば
色を変えるくらい
イカサマより簡単やろ?

…確かにそうかもな 癪やけど












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。