いやいや 、能力は炎だって書いてあった。鑑定がバグった?いや、能力がバグるなんて聞いたことないぞ…
鬱は照れたように頭を搔く。多分、これは照れているのではなく、照れた振りをしているだけだ。煽っているつもりなのだろう。
そう一言呟き、こちらに向かって槍を投げてくる。
あなたの下の名前からは相当な殺意が感じられる、吐き気がするほどだ。
あなたの下の名前は指で十字架を作り、それをみどりくんに見せた。
目を見開いて、動かなくなってしまったみどりくん。しばらくした後、その場で口を抑えながらしゃがみこんでしまった。
☕ 濃紺 想芽 side ☕
気まづいのか、面倒臭いのか、ショッピはこちらに目を合わせようとはしない。
剣を強く握った。自分の剣から、微かに何かのオーラを感じる。
ショッピに向かって剣を振りかざす。人生はそんなに甘くなく、簡単に避けられてしまう。
ショッピも魔法で攻撃してくるが、運良く避けた。
ショッピの魔法が頬をかすった。血が出ているのがわかる。このまま剣に頼っていても埒が明かない。
剣は重いし、思うように動けない。…ならば、俺は身体で勝負する。
近距離攻撃にはやはり慣れていないのか、ショッピに攻撃がどんどん当たっていく。
このままなら、勝てるはず…、












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!