【あなたside】
『どこ行くっ?』
長尾「あなたは??行きたいとこないの??」
『うーん…お散歩?……ん?そういえばここ、東京だよね…?』
長尾「そうやで…?どしたん?w」
『へ!?わざわざ東京まで来てくれたん!?えまじで!?』
長尾「あーうんwせやけど…w」
『忘れてた…ほんまありがと!大変やったやろ?』
長尾「あなたのためならどこへでも〜」
『い、イケメン…』
長尾「それなー」
『wwww』
長尾「んでどこ行くん??」
『東京観光!!』
長尾「やと思ったwwあ、ちなみに大阪へは明日帰るでなー」
『分かったー!でも…まずはお腹空いたでタピオカ!』
長尾「やな!タピオカしか勝たん!」
『やったー!行こー!』
長尾「お昼ご飯がわりにタピオカ飲むって僕たち最強やな!」
『それな!最強ーー!!』
※ツッコミがいないとこうなります
『いっぱいタピオカ屋さんあるなあ…どこがええんや?』
長尾「えーっとね…あっ!あそこ!おすすめやで!めっちゃ美味しいんやでー!」
『そうなん?それじゃあレッツゴーやああああああ!』
長尾「おーーーー!」
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『たっくさん種類あるで…』
長尾「僕はミルクティーにするー!」
『うーーん…でもやっぱ黒糖抹茶やな!』
長尾「ここタピオカめっちゃ甘いでえ」
『甘いのに甘いのって…最強なんじゃ!?』
長尾「そんなん絶対美味しい!」
店員「次のお客様どうぞー」
『お!来た!』
長尾「えっと、タピオカミルクティーと、黒糖抹茶ください!」
店員「は、はい!かしこまりました!大きさはどうなさいますか!」
長尾「うーん、僕は大きいので!あなたは?」
『私普通の大きさでいいや』
長尾「分かった!抹茶は普通のサイズでお願いします!」
店員「か、かしこまりました!お会計、1100円です!」
『550円やんな、まってな…』
ガサゴソ
長尾「ええで!奢らせて!」
『いやええよ!』
長尾「ごめんお金払っちゃった」
『え!…それじゃあお言葉に甘えて…ありがとうございます』ペコ
長尾「いえいえこちらこそ」ペコ
店員「え、えと、黒糖抹茶とミルクティーです」
長尾「わーありがとうございます!」
店員「あ、ありがとうございました!!」
長尾「はい、どーぞ!」
『ありがとおお!タピオカ久しぶりやあ!』
『ん…?え、ねえ見て!!』
長尾「おお!すごー!」
店員さんが渡してくれたカップ、お兄ちゃんのと私の、どちらともに
「いつも応援しております!これからも頑張ってください!」
って書いてあった!!!!!!!!!!!!
私の大好きな飴のイラストがよこにちょこっと…
『えええええ!捨てられないこのカップ!!』
長尾「どうするん?w」
『うーん、飾る!』
長尾「大きくない?w」
『あそっかあ…シュン…』
長尾「うーん…せやなあ………あ!そこだけ切り取ればええやん!」
『ああ確かにい!帰ったら切り取って飾る!』
長尾「プハッwきゃあわいいい!」
『タピオカ博士もかわええでえ!!』
長尾「タ、タピオカ博士?w」
『うん!タピオカを知り尽くした博士!』
長尾「ええなそれ!今後はタピオカ博士って名乗る!」
『うん!』
※ツッコミがいないとこうなります2
作者も今収集ついてません←
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。