ヒョン。
ジミニヒョン。
あなたは何故そんなに美しいんですか?
言葉にならないくらい綺麗です。
今にも消えちゃいそうで。
怖いくらい僕はあなたに夢中なんです。
そう呼ぶ声も、僕にとっては苦しくなるくらい大好きなんです。
あなたがいれば僕は死んでもいい。
あなたさえいれば自分なんてどうでもいい。
ヒョン。
もうあなたは僕の隣にもこの世界にも居ない。
あの時あなたは光とともに空高くへ飛び、息を引き取った。
僕の目の前で。
ねぇ。
ジミニヒョン。
お願いです。
もう一度息をしてください。
なぜずっと寝ているんですか?
死んでいるなんて信じたくありません。
白い布なんて被せないでください。
あなたの美しい顔が見えないじゃないですか。
いくら叫んでもその目は開くことはなかった。
本当に死んでしまったんですか?
あの時の笑顔はもう見れないんですか?
温もりも全部、全部。
ジミニヒョン。
これから僕は誰を見ればいいですか?
誰を愛せばいいんですか?
あなたがいない世界に居ても意味がないです。
僕はあなたのためだけに生まれてきたのに。
あなたの所へ行けるならなんだってします。
あなたと同じ方法で死んだら会えますか?
もう一度あなたに会えますか?
光を求めて
僕は道路へ飛び出した。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。