ある日のこと。
私とこと姉は買い出しに行った。
その帰りにめんどくさい奴らに絡まれてしまった。
圧が怖く思わず後ろに下がるとシャッターにぶつかった。
こと姉が私の前に立ち庇ってくれるが
こと姉はそう言うとあいつらを睨みつけた。
こと姉が先に行こうとしたから私もそれについて行こうとするとその言葉と同時に強く腕を掴まれた。
こと姉がそう言うと金髪の男の肩に手が置かれた。
と制服を着た男は言う。
と金髪の男は拳を振る。
それを軽々とよけ次は制服の男が拳を振った。
周りにいた男たちも金髪の男も一瞬でやられてしまった。
制服の男はそういうと金髪の男の胸ぐらをつかみ
桜くんはそういうとポッケに手を入れ去ろうとした。
それをこと姉が走って追いかけるので私もそれを追いかけた。
こと姉は桜くんの腕をつかみ
そう言った。
私もそれにつられて
そんな言葉が口から出ていた。
桜くんは当たりをキョロキョロと見回し
そう自分を指さした。
とこと姉は呆れた声でそう言った。
私もうんうんと頷くと
桜くんは顔を真っ赤にして
そういいそっぽを向いた。
そうは言ったものの流れで喫茶ポトスへと桜くんは足を運んだ。
こと姉がオムライスを出す。
私がポトスの制服に着替えている間色々とお話していたらしい。
こと姉は桜くんにスプーンを差し出した。
桜くんは俯きオムライスに手をつけようとしない。
と反抗期の子供みたいな言い方で食べ始めた。
桜くんは1口食べると"︎︎うまっ"︎︎って顔をした。
テイクオフ?
桜くんが顔を上げたので少し近づき
私がそう言うと桜くんは椅子から飛び降り後ろに下がって
と耳まで真っ赤にしながらそう言った。
とこと姉は私の頭に手を置いた。
こと姉はそう言いながら手を顔の少し上であわせ軽く前や後ろに振った。
桜くんは水を飲むと
桜くんはそういうとスプーンを置き
と言った。
風鈴はそんなところじゃない。
そう言おうとしたがこと姉に止められてしまった。
とこと姉は桜くんをからかうように言った。
こと姉がにやにやしながらそういうと桜くんは思い切り立ち上がり
そう言った。
と桜くんはオレンジ色の紙袋を持ってきてくれた。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。