第9話

もうやめてくださいッッ、
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2024/03/07 12:47
ドス
ぼ、ッ、ぼくは、ッ…大丈夫、ッですッ
ドス
からぁ、ッ…太宰くんも、ッ…ほら、いってきてくださッ…いよ、
私は震えた声で、そういった
早く行って欲しかったから
敦さん達が死んでしまったら?
そんなことを考えると胸が苦しくなる
太宰
……なんだか、ここから私が離れてしまったら
太宰
君が壊れてしまうような気がしてね、
ドス
………
太宰
君は自分の中で自分を傷つけているんだよ
ドス
……ッッ
その通りだ
私は自分のことを自分で傷つけている、
それは自覚している
でも、ッ……やめたくてもやめられない
その言葉は私の意思とは無関係に流れ込んでくる
そんな無感情な言葉など信用してはならないとわかっていても、
自分の中の自分、…誰よりも自分のことをわかっている存在
だからここまで私を追い詰められたんだろう
…もうこんなことを考えるようなことはやめたい
今すぐにでも
今もそうだ自分が可哀想に見せるために
昔見た小説と同じような喋り方
脳内で、…自分で解決できる
そう思って自分の首を締めて
それを自慢するかのように…
ドス
そんなのッ…しょうがない、ッじゃないですか、ッ、!
ドス
私じゃないッ…僕じゃないんですよッ!!!!!
太宰
……ッ
太宰
フョードル、(頭を撫でようとする)
ドス
ッッ!!!!
ドス
ぁ゛ぁぁ、゛ッッ…や、ッ…゛やだ、ッやだやだッッ゛
ドス
な、ッ殴らないでッッッ
ドス
ごめんなさ、ッッ…
ドス
自分勝手な、ッこと言って、ッ…ごめんなさい、ッッ
太宰
!!!!フョードル、ちがッ…ちがう、
太宰
殴ろうとしたんじゃなくてね、?
太宰
((ナデナデ
ドス
へ、ッ…、?
ドス
ぁ、ッヒッグッだざ、ッいく、ッ…グスッ((ポロポロ
太宰
(嗚呼、こんなにも弱っているフョードルを知っているのはきっと、私だけなんだ、)
ドス
なん、で、ッ……グスッ(
太宰
ふふ、…(あー、)
                  可愛いなぁ、♡
太宰
フョードル、辛かったね、大丈夫だよ、近くにずっと、私が居てあげるからね、
ドス
ッ…グスッッッぁ…っ、だざ、ッぃく、ッヒッグッ((ギュッ
太宰
………
ドス
…?
…………
ドス
………グスッ、
太宰
や、やぁ、敦くん、ニコライはどうなった?
逃げ、ましたけど、
ドス
それはッ…良かった、ッです、ヒッグッ
太宰さん何泣かせてるんですか
太宰
違うよ敦くん、ただ私は慰めてただけだよ
(フョードルって、意外とかわi(()
(ダメだダメだ、同僚にそんなこと思っちゃ、しかも男だし、)
ドス
あつし、さん、ッ…こんな、姿、ッ…見せてグスッごめんなさい、……
い、いえ、!大丈夫です、逆に安心しました、
ドス
あん、しん、?
フョードルさんにも弱いところがちゃんとあるんだなぁって、
ドス
ふふ、失礼、ッですね、グスッそれぐらいありますよ、笑
太宰
フョードルは私の胸の中でわんわん泣いてたよ笑?
ドス
ポンッ))(軽く頭を叩く)
ドス
こら、……
太宰
あだ、
ふふ、親子みたいですね笑
太宰
誰が子供だって敦くーん!!!!!
わーーッ?!太宰さんやめてくださーーい!!!!!
ドス
ふふふ、…平和ですねぇ、
ニコライ
それがいつまでも続くといいね♡
ドス
ッッ……?!
ドス
……(幻聴、?)
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