応急処置でツタを腰に巻く萩原と、
石器を増やす天城
状況をイマイチ理解できていない萩原は、
手馴れた様子で身の回りの事を
こなす天城へと、問い掛ける
萩原は突然、天を仰いだ
そりゃそうだ
普通なら目覚めた時に野生の
ジャグルの様な場所へ放り出され、
死んだはずの幼馴染が普通に生活していて、
その幼馴染から「文明は滅びた」と、
躊躇なく言い放たれると大変困惑する
天城の様に興奮するものは、
恐らく天城以外いないだろう
天城がそうド直球に問い掛けると、
萩原は苦笑し頷く
萩原は、防具を脱いで
爆弾処理をすることが多い
その為、松田や天城から
毎度毎度口煩く怒られていたのだ
天城は軽く萩原の頭を叩いた
天城は仁王立ちで、他に隠してる事を
聞き出そうと圧をかける
ド正論である
日にち感覚が二日ほど、
ズレていたことが判明した
文明は、200万年掛けて築かれてきた
それを途方もない時間がかかって
でも、復活させようと言う天城
天城達は、松田が居ないことに寂しさ
を覚えるものの、自身達の知識でそれなり
のサバイバル生活をし続け
天城はあたりの散策中、松田に似た石像が
しゃがんでいたのを発見する
取り敢えず衣服を着せておき、
定期的に見て回ることにした天城は
毎日決まった時間に見に訪れる
そして、萩原と出会って
丁度四年の日
目の前の男は、天城を見るなり
目を見開き驚いていた
だが天城は全く気にする
様子を見せず、口を開く
松田は天城の記憶よりも少し大人び、
少し大人しくなった様に感じる
ライオンが出ると言った途端、
訳が分からないと言った顔をする松田
安心して欲しい。
正常であるから
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。