さなが高校時代に韓国に留学してたときの話。
お父さんに留学してみないかって言われて興味本位で決めた留学。
韓国のアイドルとかも好きだし、行ってみたいと思ってたから決まった時は嬉しかった。
楽しみもあるけど、少なからず不安はあった。
母国語が通じず、文化も何もかも違う。
そんな環境に飛び込めたのは高校生だったからかなって思う。
韓国語がわからないから、看板も読めないしアナウンスも聞き取れないし人にも頼れない。
最初の1週間くらいは毎日泣いてたな、笑
そんなとき、日本語が上手な韓国人の友達ができた。
めちゃくちゃ可愛くて、ハヌルがいっぱい話してくれるからすぐに仲良くなれた。
ハヌルと仲良くなって、韓国語も韓国で普通に生きていけるくらいになった。
友達も増えたし家族のことも留学の始めみたいにはあまり寂しがらなくなった頃。
ハヌルの家族と会うことがあった。
両親と楽しそうに過ごすハヌルをみて、
家に帰ってふとした瞬間に日本の実家のことを思い出した。
毎日朝行くときにいってらっしゃいって言ってくれて、家に帰ってきたらおかえり〜って言ってくれる。
家事をしてくれたり、さなが浮かない表情をしてると相談に乗ってくれたり。
誰も悪くないのに誰かのせいにしたくなる寂しさが襲ってきた。
そんな寂しさをどうやって解決したのかは忘れちゃったけどね、笑












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。