第8話

SS集
481
2025/11/05 12:47 更新
またSSです。

カプありません。









1,

もう、この身を焦がすことが出来ないなら。
もう、愛に溺れ息を詰まらせることが出来ないなら。

あぁ、私よ。あぁ、世界よ。滅んでしまえ。
2,



「お前は最高の友達だ。」

私は、お前にとって友達でしかあれないのか。
哀れな私を見て、陽炎が揺れた。
「諦めろ」と嘲笑うようだ。
3,


君の温度が薄れてゆく。

私は、「またね」と言った。
君は、「ばいばい」と笑った。

私が"もう一度"を願うことは、許されないのだろうか。
4,



君は全てを持っていた。
容姿も、才能も、性格も、何もかも。

君が私に溶けようと、その手をこちらへ近づける。
やめろ、私はお前が嫌いだ。


それなのに、どうして。
大きい不快の中に、僅かな優越を感じた。
5,



道路に落ちる蝉のように。
どうして、こんなにも呆気なく。

触れることに怯えていた、
交わることを諦めた、お前は何故。

何故、俺と混ざり合うことを選んだのか。

そんなこと、もう考えても無駄なのだが。
6,



靴は捨てた。遠くを見つめた。お前が来た。
無駄だと言ったが、途端にお前は飛んだ。

「あの世でも友達やろうぜ。」

どうしようもない虚無感。
俺には、あの世なんてありゃしないのに。
俺には、友達のままでいれる自信もないのに。
7,



幼馴染なんて言葉は嫌いだ。
家族が恋人になれなように、関係の壁が邪魔をする。

濡れた君の頬をなぞって爪を立てた。
眠い(  ¯꒳​¯ )ᐝ

最近熊のニュース見るし、私も冬眠しよかな。

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