またSSです。
カプありません。
1,
もう、この身を焦がすことが出来ないなら。
もう、愛に溺れ息を詰まらせることが出来ないなら。
あぁ、私よ。あぁ、世界よ。滅んでしまえ。
2,
「お前は最高の友達だ。」
私は、お前にとって友達でしかあれないのか。
哀れな私を見て、陽炎が揺れた。
「諦めろ」と嘲笑うようだ。
3,
君の温度が薄れてゆく。
私は、「またね」と言った。
君は、「ばいばい」と笑った。
私が"もう一度"を願うことは、許されないのだろうか。
4,
君は全てを持っていた。
容姿も、才能も、性格も、何もかも。
君が私に溶けようと、その手をこちらへ近づける。
やめろ、私はお前が嫌いだ。
それなのに、どうして。
大きい不快の中に、僅かな優越を感じた。
5,
道路に落ちる蝉のように。
どうして、こんなにも呆気なく。
触れることに怯えていた、
交わることを諦めた、お前は何故。
何故、俺と混ざり合うことを選んだのか。
そんなこと、もう考えても無駄なのだが。
6,
靴は捨てた。遠くを見つめた。お前が来た。
無駄だと言ったが、途端にお前は飛んだ。
「あの世でも友達やろうぜ。」
どうしようもない虚無感。
俺には、あの世なんてありゃしないのに。
俺には、友達のままでいれる自信もないのに。
7,
幼馴染なんて言葉は嫌いだ。
家族が恋人になれなように、関係の壁が邪魔をする。
濡れた君の頬をなぞって爪を立てた。
眠い( ¯꒳¯ )ᐝ
最近熊のニュース見るし、私も冬眠しよかな。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。