ずっと憧れていた帝光中!!やっときた!
ここでは私は、バスケの選手ではなくバスケ部のマネージャーをするつもりだ。
数年間の練習を棒に振るなんてアレックスという師匠には怒られてしまうかもしれないが、後悔はない。
それに、なにかに役立つかもしれない。
人が多い中をかき分けていき、やっとバスケ部の勧誘を見つけた。
「あの!マネージャーって募集してますか!?」
少し大きな声になりすぎたかもしれないが、顔は覚えてもらえるだろうか。
帝光中はだいぶ人が多い。入ってから、名前も顔も覚えられてないなんてことになったら嫌だ。
「ああ。ここの用紙に書いてくれ。」
なるべく丁寧に文字を書く。
よし!やっと始まるんだ、帝光中でのバスケ部ライフ!
あ、でもたまに練習に付き合うって名目でボール触れないかな。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!