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第1話

Prologue
1,000
2024/09/15 11:27 更新
死にたかった。


もう、これ以上 生きていることに意味を見いだせないと思ったから。


世界は退屈で、自分が思ってる以上に、自分が思ってるように出来ていて。



これまでも、これからも。

私の想像を超えるものは現れない。

そう思ってた。





それでも、自分から死に急ぐことなんてなくて、

たたただ、希望を待ち続けた。



きっと心の何処どこかで期待していたんだと思う。



いつか、





























希望の神が、舞い降りて来てくれるってこと!

















あなた
(また、二位…。)
廊下に提示された成績順位表を眺める。

…また、二位だった。
あなた
中学まで一位以外なんてとったことなかったのに。

一位以外をとる屈辱なんて、知らなかったのに。


ふと、自分の名前が記載されている方の
“上”を見る。
あなた
…(やっぱり。)
_そこには、私の上には、

いつも「夜神月」がいる。
あなた
(一位以外なんて、完璧じゃない…。)





暫くして、微かながら周囲の声が聞こえた。
︎︎
夜神月と、あなたの姓(偽名)あなたの名(偽名)。ずっと成績トップ維持してるよな。
︎︎
すごいよなあ、おまけに顔もいいとか。完璧すぎて妬む気も失せるわ。






…二位じゃ、ダメなの。
あなた
二位じゃ…。
…あ、いたいた。
あなた
…?


自分の方に声が向けられてる気がして、
振り返った。
えっと…。あなたの姓(偽名)さん、かな?
あなた
あなたは…確か。
…あぁ、ごめん。








夜神月
僕は夜神月。
あなた
(…!)
夜神月
同じクラスなのに、何気に話すの初めてだったよね?
夜神月
一度話してみたくって。
夜神月
…ほら、あなたの姓(偽名)さんって“完璧美少女”で有名だからさ。(笑)
あなた
…完璧美少女?何それ、面白いね。(笑)

全く面白くない。

この男が夜神月…
顔と名前覚えるのは苦手だったけど、
まさかクラスメイトだったとは。
あなた
(何さっきからベラベラと…。)

でも、いいよ。私が完璧美少女なんてことは分かりきってること。

ここでは、完璧を演じてあげる。
あなた
やっぱり、夜神君だったんだね。私もずっと話してみたいなって思ってたの!



























死にたがりな完璧主義者のあなたの姓(偽名)あなたの名(偽名)は、
















幼稚で負けず嫌いだった。
























Prologue『完璧』

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