スタートと同時に走り出す六人。
ゼンさんは高台へ、グサオさんは射線に入らないように隠れる
そういうと共に音もせず走り去るルカ。
イエモンの前に行くと剣を振り下ろす
少しだけ後ろに下がり、ギリギリで避ける。
できるだけ体力を残し、相手が怯んだところを狙う。
めんどくさがり屋だからこそできる技だった
そう、先代の時の幹部は全て匿名で選ばれていたのだ。
“書記長”ですよ
そうつぶやいた刹那、素早く美しく、手に持ったナイフをウパに刺そうとするメテヲがうつる
驚きながらも冷静に受ける
長い金髪を靡かせ、ハイライトの無い目でウパを見つめる
わざわざウパ立ち上がるのを待ってから攻撃をしようとする辺り、性格が悪い
話している内容までは聞こえないが、メテヲとはそういう人間だ
立ち上がると同時に、メテヲの首元へナイフを突きつけようとするウパ
だが、軽々避けられる
...そう、今メテヲがやったのはイエモンが使っていた技と同等のもの
思わず本音が出てしまうほどメテヲの才は群を抜いていた
「ルカ・ホーリー」
MR国スラム街出身。幼い頃レイラー達に助けられ恩から諜報活動に参加(裏切り者)。イエモンとは幼馴染みで、ヒナとは兄妹。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。