第3話

2話 ・ 出会い
72
2025/08/16 04:43 更新
夜・2時



エイミー
ぁ、やっと小屋が見えたぞ
リック
随分時間がかかったな
グレイス
そこまで大きくないのね
エンド
……
エイミー
どうしたエンド?さっさと入ろうぜ?
エンド
おかしいねぇ
グレイス
何がよ
エンド
中から一切生命反応がなくてさ
エイミー
でもこの小屋で合ってるんだろ?
リック
逃げていたら地面に足跡がつくはずだ。
グレイス
入ってみましょう


エンドが軋む扉を開けると広がっていた光景に4人は驚かざるを得なかった。


ヴーッ!ん゛ん゛!!ん゛ぅ゛ーー!!!


床や壁には血が飛びターゲットは喉が潰れ、両手足の骨が折れていた。



エイミー
これって…先に誰か来てたのか?
リック
いや、来てる痕跡はないから恐らく違う
グレイス
誰がやったのかしら?
エンド
……
エイミー
どうしたんだよエンド?
グレイス
黙るなんて珍しいわね
エンド
いや…この小屋に来る前もそうだけど視線を向けられてる感じがあってね…
リック
そうか?
グレイス
生命反応がある訳じゃないんでしょ?
エンド
…誰がいるなら出てきて欲しいんだけど
エンド
ねぇちょっとぉ〜!


宙に向かって声をかけながらしれっとターゲットの腹部に

ナイフを突き刺して内臓を引きずり出す。



その様子をリックとグレイスは引きながらも見ているけれど

エイミーは何を思ったのか一点を見つめたまま動かない。


エイミー
……
エンド
エイミー、机なんか眺めてどうしたんだい?



エンドの問いかけには答えずにエイミーは何かについて行く

ように小屋を出ていってしまう。


不思議に思いリックがエイミーの後について行く。



エイミー
ここになんかあんのか?
リック
(誰かと話してるのか?)


エイミーはそのまま何かを探し出したかと思うと直ぐに下を

見て何かを引き上げた。



リック
あれは、地下室への扉か…!
エイミー
なんだここ…
リック
おいエイミー
エイミー
リック!来てたのか?
リック
ああ。この地下室はなんだ?
エイミー
なんだって言われても俺も知らないぞ
リック
?知ってるから見つけられたんだろ?
エイミー
え、いや、こいつが教えてくれたから…


そう言ってエイミーは目の前の……空中を指さす。

当然リックは訳が分からない。


リック
こいつって…誰かいるのか?
エイミー
え?いや小屋入ってきた時からいただろ?
エイミー
ずっと机に座ってたじゃん
リック
…今も、お前の前にいるのか?
エイミー
え?いや、今はリックの後ろにいるけど
リック
は!?


勢いよく振り向くがやはりリックの後ろには誰もいない。



ここまでするとホラー映画と同じ展開になっている。



リック
エイミー、ふざけてないよな?
エイミー
こんな時にふざけないわ!
エイミー
あ、地下室に入ってった
エイミー
ごめん着いてってみる!
リック
あ、おい!
リック
……一体何が見えてるんだエイミー

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