第15話

魔法の特訓(炎の巻)消えない違和感の正体

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2020/11/08 22:00

海辺で(はやくてすみません)

美華

あ、暑い…｡〔流石お昼だな…｡〕

浦田わたる(うらたぬき)

流石海辺だなすぐに熱中症なりそう…｡

一ノ瀬彼方(そらる)

まぶし～。

相川真冬(まふまふ)

ちょっそらるさん！僕を盾にしないでください！僕だって暑いんですから！

坂田優(あほの/となりの坂田)

いっつも家におるからやろこんぐらいでへたってどうすんねん！

浦田わたる(うらたぬき)

お前は暑苦しいから大丈夫なだけだろ……｡

坂田優(あほの/となりの坂田)

酷すぎ！うらさーん！

美華

〔羽織脱ぎたい……｡〕バサッ

相川真冬(まふまふ)

ちょっ美華ちゃん!?

美華

な、なんですか？

羽織のしたから現れたのは美華のなんのあともないすべすべの真っ白な肌だった

そらまふうらさか

【は、肌白すぎ！】

美華

どうしたんですか？

坂田優(あほの/となりの坂田)

えっえと………！

浦田わたる(うらたぬき)

[坂田には刺激が強かったか……｡]

相川真冬(まふまふ)

美華ちゃん！これ着て！

上着を渡す

美華

なっなんで!?暑いから脱いだのに！

一ノ瀬彼方(そらる)

そ、そんなに肌見せられると俺たち吸血鬼だから吸血欲求が……。

美華

えっ…………？///カァ///
ご、ごめんなさい！

相川真冬(まふまふ)

あ、いやべつに…｡

全員

………｡

坂田優(あほの/となりの坂田)

と、とりあえず魔法の特訓するか…！

浦田わたる(うらたぬき)

そ、そうだな…！

坂田優(あほの/となりの坂田)

えっとじゃああそこにある木を燃やす練習な！

美華

はい、よろしくお願いします！

坂田優(あほの/となりの坂田)

ほなさっきと同じように意識してな？
そしたらそれが真っ赤な炎を変わっていく。

美華

〔雰囲気変わった…｡ちょっとかっこいい……！……まただ！集中切れちゃう！でもこれは4人が4人ともイケメンすぎるのが悪い気がする…｡あと坂田さんが妙に距離近い！〕

坂田優(あほの/となりの坂田)

美華ちゃん？魔法３連だったから疲れた？休むか？

美華

いえ、大丈夫ですよ心配させてすみません🙇

坂田優(あほの/となりの坂田)

そっか、なら良かった！
あとさ同い年なら敬語やめよーや！

美華

え、でも……｡

坂田優(あほの/となりの坂田)

えーからえーから！なっ！

美華

分かりm……｡
わ、わかった…！

坂田優(あほの/となりの坂田)

それでええねん！

相川真冬(まふまふ)

さかたーん！余計なことは良いから早くやろ～！

坂田優(あほの/となりの坂田)

分かったって！
じゃあ美華ちゃん、さっきの意識してくれるか？

美華

う、うん！…………｡

坂田優(あほの/となりの坂田)

その炎は美華ちゃんの腕に纏われるように右手に集中していく…｡
そしたらその炎は美華ちゃんの手から一気に噴射される…！

美華

つっ………………！

ボオｵｵｵｵｵ🔥

美華

出来た！でも熱い！

坂田優(あほの/となりの坂田)

炎やからなw

一ノ瀬彼方(そらる)

すごいな美華！

相川真冬(まふまふ)

ホントに魔法はじめてなの？

美華

もちろんじゃないですか！

浦田わたる(うらたぬき)

お、おい……｡

全員

？(浦田さん抜き)

浦田わたる(うらたぬき)

炎放置して良いのか？

相川真冬(まふまふ)

あっ！

みれば炎は勢いを増し、木を焼き付くしていた
その木は倒れかけており、よく見ると木のしたに小さなウサギの親子がみえた
火に囲まれて動けないのだろう

美華

大変！ウサギさんが！

相川真冬(まふまふ)

そらるさん！

一ノ瀬彼方(そらる)

あぁ！水よあの木の炎を消せ！

バシャーン🌊ジュ～

浦田わたる(うらたぬき)

良かった。

相川真冬(まふまふ)

いや、まだ木が…！

すると木はウサギたちのほうに倒れていく

美華

まずい！

そういうやいなや美華はウサギたちのほうに走っていった

そらまふうらさか

美華(ちゃん)

美華

お願い、間に合って！

すると伸ばされた美華の手から光輝く矢が出現し木を貫き吹き飛ばす

そらまふうらさか

えっ？

美華

良かった！ウサギさん無事？

ウサギたちは美華にすり寄る

美華

良かった！ホントに良かった！

相川真冬(まふまふ)

み、美華ちゃん｡
今のって……！

美華

？

一ノ瀬彼方(そらる)

そんな顔するってことは無意識か…｡

美華

彼方さん、なんのことですか？

浦田わたる(うらたぬき)

あの木、美華が吹き飛ばしたんだろ⁉

美華

えっ！？そうなんですか!?私てっきり皆さんのの風か何かの魔法かと……｡

坂田優(あほの/となりの坂田)

まじか…｡
でも今のなんの魔法やろな？

相川真冬(まふまふ)

風、炎、水、草……｡
どれでもなさそうですね｡

一ノ瀬彼方(そらる)

まさか光…！

全員

えっ！？(そらるさん抜き)

浦田わたる(うらたぬき)

そ、そんな…！

美華

どういうことですか！？

相川真冬(まふまふ)

光の使い手はリレッタ以降現れてないんじゃなかったんですか？

一ノ瀬彼方(そらる)

そのはずだがあの輝きは間違いなく光の魔法の輝きそのものだ…！

美華

確かに今なんかすっごくスッキリします！
納得がいったっていうか…！

一ノ瀬彼方(そらる)

魅惑の血に光の魔法……｡
リレッタと共通する謎の力か……｡

浦田わたる(うらたぬき)

そういや俺、親から聞いた話なんだけどリレッタの容姿って紫色の髪に紫色の瞳だったって聞かされた！

坂田優(あほの/となりの坂田)

それって…｡

美華

私とまるまる一緒!?

相川真冬(まふまふ)

まさか、美華ちゃんって……｡

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『リレッタの生まれ変わり…？』

美華

えっ？

一ノ瀬彼方(そらる)

その考えはなかった……｡

坂田優(あほの/となりの坂田)

言われてみればここまで一致してるんなら間違いないんちゃうか？

美華

ど、どういうことですか!?

一ノ瀬彼方(そらる)

直結して言うと美華はリレッタの生まれ変わり…｡
つまり美華の前世はリレッタっていうこと

美華

え～～！

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作者

終わります！
ん？在り来たりな展開だって？
気にしなーい、気にしなーい！
次回意外な秘密が分かった美華！魔法も使えるようになって遂に初めての〇〇に行くかも…！
じゃあまた次回！おつcherry！

作者

魔法の特訓で色んな場所が出てきましたが上から見るとこんな感じです⬇

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第16話初めての学校前日

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好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。