第16話

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2026/05/24 06:33 更新
数日後。

あなたの手首もだいぶ良くなり、久しぶりの長時間スケジュールの日。

今日は移動人数が多く、車は二台に分かれることになっていた。
男性スタッフ
男性スタッフ
じゃあ、こっちの車Stray Kidsのみなさんで〜
スタッフが手際よく振り分けていく。

あなたは資料を確認しながら、自然に別の車へ案内された。

その瞬間。

リノの動きが止まる。
リノ
リノ
……は?
空気が固まった。

スタッフが恐る恐る説明する。
男性スタッフ
男性スタッフ
えっと、人数の関係でマネージャーさんは別車両で――
リノ
リノ
なんで?
男性スタッフ
男性スタッフ
いや、座席の都合で…
リノの機嫌がみるみる悪くなる。

後ろではアイエンが小声で笑いを堪えていた。
アイエン
アイエン
終わった、今日のヒョン荒れる
一方あなたは全く気づいていない。
(なまえ)
あなた
じゃあ、先に向かってますね!
にこっと手を振る。

車のドアが閉まる。

――その瞬間。

リノ、無言。

数秒後、低い声でぽつり。
リノ
リノ
最悪…
車内の空気、凍結。

チャンビンが苦笑する。
チャンビン
チャンビン
ヒョン、数十分くらい我慢しましょうよ
リノ
リノ
無理
即答。

しかも今日は渋滞中。

車が全然進まない。

リノは窓の外を見ながら、ずっと不機嫌だった。

スマホを開いては閉じる。
トーク画面を見ては消す。

そんな様子を見て、スンミンが言う。
スンミン
スンミン
もう連絡すればいいじゃないですか
リノ
リノ
……なんて送るの
スンミン
スンミン
そんなの知りません((ぇ
すると数秒後。

リノのスマホが震えた。

画面にはあなたから。
(なまえ)
あなた
『渋滞すごいですね笑』
その一文を見た瞬間。

さっきまで死んだ顔だったリノの表情が、一気に柔らかくなる。

メンバー全員、爆笑寸前。
Stray Kids
Stray Kids
わかりやすすぎるだろ

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