第66話

66.言葉が足りない
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2026/02/25 03:00 更新


放課後。








中庭で向かい合う、あなたの下の名前と初兎。















初兎
初兎
……最近、元気ないん?




















初兎の問いかけに、
















あなたの下の名前は一瞬だけ言葉に詰まる。




















(なまえ)
あなた
別に、普通だよ?
















嘘じゃない。
















でも、本当でもない。




















初兎はそれ以上踏み込まなかった。

















初兎
初兎
そうなんや…













その距離感が、









あなたの下の名前には少しだけ冷たく感じた。





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