第27話

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2026/01/31 11:14 更新
7「なぁ、門限一時間過ぎとるけど。なにしとったん。」


2「仕事長引いただけだよ。」


7「一言ぐらい連絡してくれたってええやんな。」


2「ごめんね、次から気をつけるから。」


7「次からやなくて、今できることがあるんちゃうんか?」




たかしはメンヘラで束縛が酷い。だけどなんか素直じゃない。こーいう時はだいたい一緒に寝よ?とかお風呂とかまぁ…あれ、とか。だけど俺は素直に言うまで今日は、とぼけてみようかなと思う。




2「なに?なんかすることある?」


7「…はぁ?そんなんもわからんの?普通に考えてさ!」


2「うーん、ごめん。わかんないわ。」


7「ほんま、アホやな…もう知らんから。」




あらら、拗ねモード入っちゃった。このモードに入ったたかしは、ほんとにすっごく可愛いんだけど、大変。




2「たかし、部屋はいるよ~」


7「あかん!入ってこんといて。」


2「たかしがしたいことできないよ~?」


7「…かいがわかってくれんのが悪い。」


2「じゃあ、何もしなくていいんだね?」


7「そーいう訳やないし。もう知らん、別れるから。縁切る」




あらら、レベルアップしちゃった。別れるって付き合ってから何回言われたことか、そんなんで別れたことは未だゼロ。結局たかしが泣いて、素直になるだけ。ほんと可愛い。




2「別れたいんなら、じゃあ別れる?」


7「…別れる、俺この家出てくから。」


2「じゃあ、いいよ。荷物まとめて行きなよ。」


7「…ん''ん''…」




口論負けた時に毎回やる唸りね。こんときの顔が想像できてほんとに可愛いんだよね。どうせ、唇とんがらせてまゆにしわ寄せてんだろうな。部屋入るか。




2「はいはい、どうされましたかー?」


7「…もういい、出てくから。俺。」


2「だから好きにしなよ?」


7「…ん''、もう!なんで止めてくれんの!」


2「たかしが別れたいんなら、別れるよ。」


7「ほんまアホやな!止めてや!俺別れたくないから」


2「やっと素直になった~、最初からそういえばいいのに。」




俺はそう言って、たかしを抱きしめた。この恒例行事も既に慣れっこだ。ちゃんと、したいって言えばいいのに。




7「…かい、」


2「はーい?」


7「はよ、やるで。もうお風呂行ったから。」




『お風呂行ったから。』準備出来てるから早く襲って、っていう合図だ。最初は、ハテナしか浮かばなかったけど、聞いて行くうちに可愛い誘い文句となった。




2「はいはい、…」



















7「…ん、ん''ん~…」




2「なんで、今日顔隠すの?」




7「知らん、気分。」




多分、泣いて目腫れた顔見られたくない。からだろうな~。
ほんとわかりやすい。




2「気分ね?ならしょうがないか~」




7「…んっ、…ん''ッ……ッ、…!」




2「今日、早いね~。」




7「かい、おらんくて。寂しかったから。」




一人でやってたんだ。…ほんとこの素直になれない俺の恋人は俺が一生守んなきゃな~。

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